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【韓国の食べ方】かの地で旬レシピな「ミナリナムル」に挑戦!ミナリは春の七草のアレ♪シャッキリ感が良き♡

  • 2024.5.5

2月27日放送のNHK『あさイチ』で、東京・新大久保で韓国料理店を営むパクさんが「ミナリナムル」を紹介していました。ミナリって何?と思って見ていたら…。韓国語でせりのことですって。せりは春の七草のひとつに数えられ、秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」には欠かせない野菜としても、親しまれていますよね。韓国でもおなじみの野菜だなんて、初耳!にんにく、ゴマ油で味付けしたら、韓国テイストで食べられそう♡


「ミナリ」とは韓国語でせりのこと♪春の七草のひとつで冬〜春が旬!



1月7日にいただく「七草がゆ」に使われる野草のひとつとして知られている、せり。

せり科の植物で日本原産の野草。昔から食べられてきた歴史があります。見た目は三つ葉に似ていますが、三つ葉が1本の茎に葉が3枚生えるのに対し、せりは1本の茎に何枚もの葉が生えるという違いが。

韓国でもせりは食べられているそうで、最近はネット記事で、韓国焼肉「サムギョプサル」にせりを使うアレンジが流行っているというニュースも見ましたよ♪独特の香りを持つせりは、韓国でも人気のようですね。

2月27日放送のNHK『あさイチ』では、東京の多国籍タウン・新大久保で韓国料理店を営むパク・ヒョンチャさんが、せりを使ったナムルを紹介していました。簡単に作れる一品なので、旬のせりを使って作ってみます。

茹でて和えるだけ♪「ミナリナムル」を作ってみた!



【材料】(作りやすい分量)
せり…1わ ※今回は50g使用
塩…小さじ1/4+小さじ1
にんにく(すりおろし)…小さじ1/3
白いりゴマ…小さじ1
ゴマ油…小さじ1

1.  沸騰したお湯に塩(小さじ1/4)を加え、せりを15秒ほど茹でます。



せりはすぐに火が通るので、15秒ほど茹でたらサッと引き上げます。

2.  流水で洗って粗熱を取り、水気をしっかりと切って4等分にします。



茹でたせりを冷水ですぐに冷やすと、鮮やかな緑色を保てますよ。4等分に切ると長そうだったので、今回は6等分に切りました。

3.  ボウルにせり、塩(小さじ1)、にんにく、白ゴマ、ゴマ油を入れてよく揉み込みます。



茹でたせりの量に対して、塩が小さじ1だと多そうに感じたので、今回は塩を小さじ1/2に減らして加えました。塩、すりおろしたにんにく、ゴマ油で味付けするので、一般的なナムルと同じような味になりそう。

全体をよく和えたら完成です。あっという間に作れました。


ほんのりとセロリのような香り♪シャキシャキ食感がナムルにぴったり!



NHK『あさイチ』で紹介されていた「ミナリナムル」が完成しました。色といい、青菜の形といい、見た目はほうれん草のお浸しにそっくり。けれど、ゴマ油とにんにくの香りが広がって、ナムルらしい仕上がりになりましたよ。

筆者は普段、せりを使うことがないので、どんな味わいなのか興味津々。食べてみると塩味、にんにく、ゴマ油がしっかりとなじんだ、ナムルらしいおいしさが広がります。そして後からせりの風味がほんのり。

今回は塩を半量にしましたが、ちょうどいい塩味になりました。

せりは七草がゆに少し入れて食べるくらいなので、しっかりと味わったのは今回が初めて。シャキシャキとした歯ごたえのよさは小松菜の茎に似ていて、香りはセロリをかなり穏やかにしたようだと感じました。

今回は、ナムルの味付けがしっかりとしていたので、せり自体の香りはふわっと軽く感じる程度。せりの香りが苦手な方でも、かなり食べやすいと思います。

ちょい足しでピビンバ風にアレンジしてみた♪



野菜のナムルと言えば、韓国の混ぜご飯「ピビンバ」の定番の具。「ミナリナムル」があっという間に作れたので、炒り卵とほぐしたサバのみそ煮缶(共に分量外)と一緒にご飯に乗せて、「即席ピビンバ風」にアレンジしてみました。

本来のピビンバは甘辛い牛肉のそぼろがのっていますが、濃厚なサバのみそ煮缶なら、即席で甘辛い牛肉そぼろの代わりに使えます。

全体を混ぜて食べてみると、「ミナリナムル」の食感のよさが際立ちます♪炒り卵、サバのみそ煮、ご飯がやわらかい食感なので、とてもいいアクセントに。サバのみそ煮が濃いめの味付けですが、「ミナリナムル」のバランスの取れた味わいがさっぱりと感じ、3つの具をひとまとめにしてくれました。

冬〜春が旬のせり!ナムルにすれば爽やかなシャキシャキ食感を堪能出来る♪




NHKの『あさイチ』で紹介されていた「ミナリナムル」は、あっという間に作れる簡単和え物でした。

筆者はこれまで、せりを料理に使うことがなかったのですが、三つ葉やほうれん草のようにサッと茹でて、すぐ和え物に使える便利な葉物野菜だと感じました。

今回はゴマ油とにんにくの香りが広がるナムルにしたので、せりの独特な香りはそれほど感じず、ほうれん草のナムル感覚でおいしくいただけました。

レシピ通りにせり1わで作っても、茹でるとかさがグッと減るので、仕上がりはひとり分のちょっとした副菜程度の量でした。

普段せりを食べ慣れていない方でも、ゴマ油とにんにく風味のナムルなら、おいしく食べられるはず。5分程度でとても簡単に作れるので、ぜひ旬のせりを使って、味わってみてくださいね。

<参考文献>
Web

『JAグループ〜とれたて大百科 春・冬の旬野菜セリ』
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=55

『カゴメ〜三つ葉の栄養や、花が咲く、3種類あるなど、意外な豆知識まとめ〜』
https://www.kagome.co.jp/vegeday/store/202103/11156/

『Yahoo!ニュース〜【韓国旅行】ただのサムギョプサルじゃ物足りない!今、韓国で食べるなら"ミナリサムギョプサル“』
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0a752147db5b0382ac7a833aa250abf907ff31e5

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