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ダイソーで110円のPD充電60W対応USBケーブルがiPhone 15で使えるか検証してみた!

  • 2024.5.5

100均ではたくさんのUSBケーブルが売られていますが、ダイソーでは“PD充電60W対応”のUSB-Cケーブルがたった110円で発売されています。でも、これって本当にiPhone 15で問題なく充電できるのでしょうか? そこで今回は、実際に筆者が購入して検証してみました!

PD充電60W 対応USB-Cケーブルがダイソーでたった110円!

iPhone 15シリーズが汎用性の高いUSB-C(Type-C)を採用したことで、100均ではたくさんのUSB-Cケーブルが販売されています。

なかでもダイソーは、さまざまなUSBケーブルが揃っていますが、今回見つけたのは「Type-C充電通信ケーブル50cm(Type-C、PD対応)」(価格110円)です。

このUSBケーブルは、両方の端子がUSB-C/USB-Cタイプになっており、パッケージをよく見ると「充電通信ケーブル」「PD対応」「60W(20V/3A)」と表記されています。

この「USB-PD」とは「USB Power Delivery」の略で、USB-IFという団体が策定したUSB Type-Cに対応する給電規格。

従来のUSBより高電力を送れる仕様で、最大240W(48V/5A)まで対応しますが、このケーブルでは最大60W(20V/3A)までの対応となります。

そこで今回は、筆者が実際にダイソーで110円の「Type-C充電通信ケーブル50cm(Type-C、PD対応)」購入して、本当にUSB-PD対応なのか? 最大60Wでの充電が可能なのか、そして、iPhone 15でも問題なく利用できるか検証してみました。

ダイソーで110円のPD充電60W対応USBケーブルがiPhone 15で使えるか検証してみた!1
こちらがダイソーで110円の「Type-C充電通信ケーブル50cm(Type-C、PD対応)」です。「PD対応」「60W(20V/3A)」と書かれているのが目を引きます(筆者撮影)
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端子は両端がUSB-C(Type-C)となっており、ケーブル長は50cmと短めです(筆者撮影)

実際にiPhone 15で充電できるか確認してみた!

それでは、実際にスマホで充電テストをする前に、本当にUSB-PD対応なのか、データ転送は可能なのか確認してみましょう。

今回は、USBケーブルの性能を検証できる「USB CABLE CHECKER2」を利用します。その結果は以下の写真のとおりでした。

まず、USB-PD規格対応を示す「CC」が点灯しているのが確認できます。USB-Cなら当然対応しているはずですが……。

次に、USB2.0でのデータ転送を示す「D-」と「D+」が点灯しているため、データ転送速度は最大480Mbpsであることも分かりました。ごく普通のUSB-Cケーブルですね。

ちなみに、ディスプレイに表示された抵抗値は139mΩと低めでした。ケーブル長も50cmと短めなので、ケーブルの質も悪くなさそうですね。

実際にiPhone 15で充電できるか確認してみた!1
まず、「CC」が点灯しておりUSB-PD規格に対応しているのが確認できます。次にUSB2.0の「D-」「D+」が点灯しているので、データ転送速度は最大480Mbpsとなります。さらに、抵抗値は139mΩと低めなのでケーブルの質も悪くありません(筆者撮影)

それでは、実際にiPhone 15で充電できるのか確認してみましょう。

今回は、たまたま使用したiPhone 15 Proのバッテリー残量が99%だったので、4.96V/1.05A=5.22Wでの充電となりましたが、その後、87%のときにチェックしたところ7.8W前後で充電できていました。

iPhone 15での充電テスト

iPhone 15での充電テスト1
こちらはiPhone 15 Proでの充電テストです。バッテリー残量が99%だったので4.96V/1.05A=5.22Wという数値でしたが、その後、87%でチェックしたときは7.8W前後で充電可能でした(筆者撮影)

また、Androidスマホ(OPPO Reno10 Pro 5G)でテストしたところ、9.09V/1.48A=13.4Wで充電できましたので、普通に急速充電することができました。これなら問題ないでしょう。

Androidスマホ(OPPO Reno10 Pro 5G)での充電テスト

Androidスマホ(OPPO Reno10 Pro 5G)での充電テスト1
こちらはAndroidスマホ(OPPO Reno10 Pro 5G)でのテストです。その結果は9.09V/1.48A=13.4Wで急速充電可能でした(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はダイソーで110円の「Type-C充電通信ケーブル50cm(Type-C、PD対応)」を実際に購入してスマホを充電してみました。

実際にiPhone 15やAndroidスマホでテストしたところ、最大13.4Wでしっかり急速充電できるのが確認できました。ケーブル長が50cmと短いこともあってなかなか優秀ですね。

というわけで、ダイソーの「Type-C充電通信ケーブル50cm(Type-C、PD対応)」は、たった110円なのにスマホの充電には問題がありませんでしたので、これなら、無理に高額なAppleの純正ケーブルを買う必要はないかもしれませんね。少なくともサブとして使用する分にはオススメです。

By OTONA LIFE

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