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パイ生地は”パンの耳”で代用!?ほうれん草ときのこの「キッシュ」作ってみた!生地から旨味ジュワッ【農家直伝】

  • 2024.5.5

こんにちは!鹿児島県でとうもろこし・西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。今回は、ほうれん草をたっぷり使った簡単レシピをご紹介します。茹でても炒めてもおいしいほうれん草ですが、わたしのオススメは「キッシュ」です!キッシュって、パイ生地を作って焼いて…と、ちょっと面倒ですよね?でも、このレシピはパイ生地不要!“パンの耳“で作っちゃいますよ~。ほうれん草とパンの耳を準備して、クッキングスタートです♪



パンの耳でボリューミー!「ほうれん草ときのこのキッシュ」



材料(4人分)
食パンの耳(食パン6枚切)…4枚分
ほうれん草…150g
玉ねぎ…200g
エリンギ…150g
しめじ…50g
ベーコン…50g
むきエビ…100g
バター…30g
コンソメ(顆粒)…10g

[卵液]
卵…2個
牛乳…20ml
生クリーム…60ml
塩・こしょう…各適量

とけるチーズ…100g

作り方
1.ほうれん草を5cm程度にカットして、玉ねぎは薄切りにします。しめじは軸を落として小分けにし、エリンギは軸を落として薄切りにします。







2.ベーコンは2cm幅程度に切ります。小ぶりなむきエビはそのまま使用してOKですが、大きいものは食べやすい大きさに切っておいてください。



3.フライパンにバター20gを熱し、玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、ほうれん草、エリンギ、しめじ、ベーコン、エビを順に入れて炒めます。







4.全体的に火が通ったら、コンソメを入れて混ぜ合わせ、火を止めます。


5.ボウルに卵を割り入れ溶きほぐしたら、生クリーム、牛乳、塩、こしょうを入れてよく混ぜます。





6.5の卵液と4の炒めた具材を合わせます。



7.耐熱容器にバター10gをまんべんなく塗り、側面、底を囲うようにパンの耳を敷きつめます。





8.76を流し込みます。



9.具材の上にチーズをかけて、オーブントースターで焼き目が付くまで焼けば完成です。





卵が固まっていない場合は、600Wの電子レンジで20秒、様子を見ながら加熱してください。



卵液がパンの耳に染み込んでいるのがわかりますね!チーズの香ばしい香りが食欲をそそります。



カットしてお皿によそい、いただきます。

一口食べると、パンの耳のモチモチ食感がとってもボリューミー!パイ生地のサクサク感はありませんが、バターで炒めたほうれん草ときのこが生クリームのコクと合わさり、その旨味をパンの耳がすべて吸収しているので、噛むごとに旨味とコクが口の中に溢れます♡たくさん入れたエビもプリっプリで食べていて楽しいです♪

まさかキッシュがパンの耳で代用できるなんて驚きですが、作ってみると意外にイケる「新食感キッシュ」。
これからはパンの耳は捨てずに、ぜひ「キッシュ」として活用してみてくださいね。

今後も農家として、また宿の女将として、畑の様子・宿やまちの様子を鹿児島からお届けしていきます!

★「畑旅」についてはこちら
ご利用案内 - 鹿児島県南九州市頴娃町の暮らしの宿 福のや、
https://www.fukunoya-ei.com/guide/

頴娃のお福分け

瀬川知香(せがわ ちか)さん

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。

★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
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