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育休中の資格取得は、スキマ時間の活用と仲間作りがカギ!

  • 2024.5.4
出典:ぎゅってWeb

育休中にキャリアコンサルタントを目指した理由

こんにちは、ACOです。今回は育休中の資格取得についてです。私は産後3カ月でキャリアコンサルタントの養成講座を受講し、半年で資格取得を目指しました。4月に晴れて合格したので、振り返ってみようと思います。

まず、キャリアコンサルタントを目指した理由ですが、大きく2つあります。

1つ目は、自分自身のキャリア形成に悩んでいたため。第一子育休復帰後、私は時短勤務で仕事を続けていましたが、以前のように仕事ができていないもどかしさや、仕事と育児で終わる毎日にうんざりして、いわゆるキャリア迷子になっていました。キャリアについて学び、自身のキャリア形成に活かしたかったため受講することに決めました。

2つ目は、本業以外にも何らかの副業をしたいと思うようになり、その一手として資格取得を目指しました。本業はIT企業で会社員をしていますが、あと20年会社員を続けるのか?と疑問を持ち始めたので、会社員は続けつつも、わたしと同じようにワーキングマザーでキャリアに悩む人や、仕事一本できていてキャリアについて思考停止している人たちに、なにかヒントを与えられるようなことをしたいと思い、資格を取ることにしました。

キャリアコンサルタントになるには

そんな理由でキャリアコンサルタントを目指したわけですが、これが結構大変でした…。

1.キャリアコンサルタント養成講座の受講
キャリアコンサルタントを受験するには、まず約3カ月にわたるキャリアコンサルタント養成講座を受講しなければなりません。(実務経験者は内容によっては受講不要となるケースもあると思います)いわゆる資格の学校に通います。

私は産後3カ月からオンラインで週2回受講していました。両家は電車で来られる範囲ですので、講座受講中は両家の母親にきてもらい、次女の面倒を見てもらっていました。平日日中のオンライン講座には、同じく育休中の人も多くいて、ファミリーサポートやシッターさんにお願いしているひともいました。

もちろんすべて受講したいのですが、子どもには病気がつきもの。この3カ月の間には、コロナや胃腸炎にもなってなかなかハードでしたが、周囲のサポートと振替を利用しながら、養成講座は全て受講することができました。

※わたしはLECのキャリアコンサルタント養成講座を受講しました。LECは週2回×12週(1回約4時間)の講座でした。その他のスクールはだいたい週1回×12週(1回約7時間)で、終日講義という形が多かったです。産後3カ月で授乳もあり、終日受講するわけにはいかないので、週2回のLECにしました。(2023年9月時点)

2.試験は学科、論述、口頭試問の3つ!
12週の養成講座が終わったと思ったら、次は試験勉強です!これも大変で…学科と論述と口頭試問(15分間のロープレ)があるんですよ。これら3つともの合格が必要となります。

学科は4択ですが、試験範囲がめちゃくちゃ広くて、暗記も大量。学科の対策としては、スキマ時間をフル活用しました。授乳時間や寝かしつけの際に耳で勉強したり、娘の昼寝時間に勉強したり。

論述は字を書くのが久しぶりすぎて、まず手が疲れるのと肝心の漢字が書けません(笑)。論述の試験時間は50分なのですが、これが短い!最後の1週間は毎日論述を解いてましたが、いつも2〜3分はオーバーしていました。

しかも、論述は正解がない。だから、時間内にとりあえず書いたとしても、あっているかわからない。これが結構しんどかったです。仲間たちとこういう見方もあるよね、こういう対策もあるよね、といった意見交換をしてブラッシュアップをしました。

口頭試問はキャリアカウンセリングの冒頭15分をロールプレイします。これは一人では練習できないので、同じ養成講座の人たちと週1回勉強会をして対策していました。

結果、試験勉強は時間としてかなり必要だったような気がしています。

勉強時間の確保

わたしが試験勉強を本格的に始めたのは、試験2カ月前くらいからです。学科はスキマ時間で、論述と口頭試問は寝かしつけ後に練習しました。生活の中に勉強することを組み込みながら、でも勉強の質をあげるために睡眠時間は確保することを意識しました。

子どもがいる中での資格取得は、勉強時間を確保するところから始まるので、やはりそれがなかなか大変でした。幸いに、平日は長女→保育園、次女→昼寝多めの人だったので、次女の昼寝中に勉強が捗りました。試験直前は母親にも来てもらって、わたしがカフェで勉強するというスタイルで時間を確保していました。

だいたい平日は早朝、朝寝、昼寝、夜でそれぞれ1時間程度勉強し、4時間は勉強時間を確保していたと思います。

スキマ時間はスマホで学科の勉強を、料理や散歩中は耳で勉強を、と生活に組み込むことで知識の定着が図れたように思います。頭は空いているけど、手はあいてない、そんな状態が育休中は続きますよね。だから、手を動かしながら頭を使えるように耳学していました。

モチベーションの維持には仲間が必要

キャリアコンサルタント養成講座はオンラインでの受講でしたが、週2回、3カ月も顔を合わせているとさすがに一緒に受講しているメンバーと親密度が増してきました。口頭試問の練習には仲間が必要ですので、講座が終わった後も継続して練習できるように、LINEグループを作って、週1回2時間程度、勉強会をしていました。

口頭試問の練習はもちろん、学科の勉強方法や、論述の意見交換などをして試験に備えました。この仲間の存在がわたしの中では大きく、試験日までモチベーションを維持できたように思います。なかなか一人でこつこつ勉強するのって難しいですよね。仲間の話をきいて、私も頑張ろうと思ったり、高めあいながら試験に臨めたと思います。

試験当日、一緒の会場にいる仲間に会えた時は、いつもPC越しでの会話だったので、軽く芸能人にあった気分でした(笑)。やはり、仲間は重要ですね。こうしてなんとか合格まで辿り着くことができました。

ちなみに、わたし恥ずかしながら仕事以外の勉強が大学受験ぶりだったような…。久しぶりに机に向かって勉強をすること、テスト前のそわそわ感、テスト直前の緊張感を味わえて、なんだか学生時代を思い出し、いい経験だと思いました。

社会人になって半年かけて勉強して、テストを受けることがおそらくなかったんですよね。しかも育休中だと育児に追われて、なかなか緊張感って味わえないですよね。ぬくぬくしていた育休に刺激的要素が入ったような感覚で、育休中に資格取得を目指してよかったと思います。

なんといっても周囲のサポートは必須なので、家族の理解・協力には感謝です。

あと約1年育休があるので、キャリアコンサルタントの資格を活かして今後のキャリアを考えつつ、副業として活かしていけるように自分のやりたいことをやっていこうと思います!

育休にもスパイスを!

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<ぎゅってブロガー/ACO>

絶賛イヤイヤ期 の2歳とよく寝る0歳の姉妹ママ@育休中。第1子復職後にマミートラックに陥り、「共働き世帯が生きやすい世の中にしたい」と思いSNSで発信中。 育休明けにライフワークハーモニーを叶えるため、同じIT業界に勤める夫と日々奮闘しています。

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