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「娘はかわいそうじゃない!」ママ友マウントに我慢の限界→入れ替わり夫の勢いは止まらず…!?

  • 2024.5.4

イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日は働きながらワンオペ育児でヘトヘト……。そして、妊娠4カ月を迎え会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言った、その瞬間。なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。夫は覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変。そんななか、りささんのママ友に声をかけらたことがきっかけで、夫は初めてママ友の集まりに参加することになって……。

ママ友会は、子どもの教育についての話で盛り上がり始めました。しかし「保育園に預けるなんてありえない」「習い事をさせていないなんてかわいそう」と、まるで娘・ひまりのことを否定するような発言が飛び交い、夫は思わず「それって、個人的な感想ですよね?」と切り込んでしまいました。

そのまま、感情に任せてママ友に言い返してしまい……。

やってしまった…!

娘は保育園に通っていて、習い事もしていないけれど、確実に成長している。親は仕事も育児も人一倍頑張っているのに、それのどこがかわいそうなのか?

夫は自分がりささんと入れ替わっていることも忘れ、感情のままにママ友たちに話します。

さらに「習い事の数で立派になれるなら、みんなやってるわ!」「オムツがはずれた年齢は就職のときに聞かれるのか!?」1人のママ友に詰め寄るまでに……。子どもの声で我に返り、まわりがドン引きしているのに気付いた夫……。そこで初めて、自分がやらかしてしまったことに気付きました。

しかし、一緒に集まりに行こうと声をかけてくれたママ友から「驚いたけど、スッキリした」と言われたことで、すこし救われたような気持ちになりました。

嫌なことを言われても、その場限りだと我慢してやり過ごすこともできたはず。しかし、夫は、自分が入れ替わってみてりささんの頑張りを思い知ったからこそ、黙っていれなかったのかもしれないですね。育児や教育はそれぞれの家庭で異なるもの。またそれに正解はありません。りささんや夫がしてきたこと・感じたことに自信を持って、進んでいってほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ


著者:原作者 中澤夕美恵

ベビーカレンダー編集部

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