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「お弁当用の作り置きはしないけれど…」3児のママ・鈴木亜美が実際にやっている、お弁当作りでラクするコツ

  • 2024.5.3

お弁当の基本は子どもが好きなもので!

こんにちは、鈴木亜美です。新年度から、お弁当生活が始まったという人もきっと多いですよね。我が家も長男が小学生になってからは、春休み・夏休みなどの長期休みでの学童弁当や、遠足などでもお弁当を作る機会が増えました。今回は、そんな我が家のお弁当事情をお話しします。一番お弁当を作る機会が多い長男は炭水化物が大好きなので、最近のお弁当は炭水化物がメイン。シンプルなチャーハンや、味が濃すぎないように少しのケチャップとソースで味付けしてベーコン、玉ねぎ、にんじんと炒めたケチャップライスなどを、まずお弁当全体に敷き詰めます。その上に、ミートボールやゆでたにんじんなど、おかずを少しのせたら完成! メインの炭水化物にしっかり主張があるので、おかずがたくさんなくても寂しくないのに、簡単に作ることができておすすめです。時間がなくて、チャーハンなども作るのが大変なときには、昆布とおかかをごはんに混ぜてお弁当に詰めることも。長男は麺も好きなので、焼きそばやナポリタンにすることもあります。お弁当の基本は子どもが好きなもので! よく動くから糖分も塩分も必要だと思うので、とにかく食べてくれること優先でお弁当作りをしています。

お弁当用に作り置きは大変。前日の夕飯時についでに準備

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お弁当用のおかずは、特に作り置きなどはしないのですが、前日の夕飯を作るときに、ついでに用意することもあります。以前も少しお話ししたのですが、ご飯を炊くときに、にんじんや玉ねぎなどの野菜を一緒に炊飯器に入れて炊くと、野菜がちょうどやわらかくなって、ゆで野菜のようになるんです。それを活用して、お弁当用のにんじんを炊飯器でやわらかくして、翌日のお弁当用にラップをして冷蔵庫に置いておきます。チャーハンや麺など、メインの炭水化物の上にのせることが多いのですが、にんじんを手持ちの型で型抜きしてポンと飾ると、お弁当がぐんとかわいい雰囲気になるんです! 一時期、流行っていたキャラ弁などのように凝ったことをするのは難しくても、型抜きなら手軽だし、子どもも喜んでくれるのでうれしいですよね。夕飯にハンバーグなどを作ったときは、小さく丸めて多めに冷凍しておくと、お弁当のおかずにぴったり。チンしてチャーハンなどの上にのせるだけで、ボリュームが出ます。普段のごはんだけでも大変なのに、さらにお弁当用におかずを作るのは本当に手間がかかる! こうして夕飯を作るときについでに用意したり、下ごしらえだけでもしておくと、朝のお弁当作りがラクになるのでおすすめです。

偏りが心配でも、夕飯などでバランスを取ればOK

お弁当で一番心配だなと思うのが、子どもがきちんとお腹を満たせるかとういうこと。お弁当に苦手なものが入っていて、食べられなかったら午後の活動にひびくと思うし、体にもよくないですよね。そう考えると、野菜をたっぷり入れてバランスがいいことももちろん大事だけれど、それよりも私は子どもの好物を入れてあげよう!と思います。お弁当で食べてくれる野菜が少なくて困っているママさんもいると思うのですが、お弁当はとにかく子どもがおいしく食べることが最優先でいいんじゃないかなと。私はお弁当だけでなく、お昼ごはんで食べたのが麺だけだったとか、偏っていたなと感じたら、夕飯でなるべく子どもが食べられる野菜を出したり、ミートソースのような野菜を刻んで入れてたくさん食べられるようなメニューにしたり。トータルで見てバランスを取るようにしています。あまり神経質にならずに、お弁当は子どもがおいしく食べられたら、それで十分なのかなと思います。今日はここまで。次回も子どもたちのお弁当についてお話ししますね。鈴木亜美

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取材・文/野々山幸(TAPE) 構成/岩崎幸

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