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痛快ヒロイン女優パク・ウンビンの絶対オススメ3作とは?

  • 2024.5.3

パク・ウンビンは本当に個性的な女優だ。彼女はユニークなキャラを演じるときにますます真価を発揮する。そういう意味では、ホレボレするほど多様性を持った女優なのである。

そんな彼女の持ち味が十分に生きている3本のドラマを見ていこう。

1本目は『恋慕』(2021年/KBS)である。

双子が世子嬪(セジャビン/世子の妻)から生まれて数奇な運命をたどるプロセスが描かれているドラマだ。やがて、パク・ウンビンが演じるイ・フィは男装して冷淡な世子になっていくが、ロウンが演じる学問の師匠ジウンに徐々に惹かれる。冷たい態度を見せながら愛情を持ち続けていくイ・フィ。その葛藤をパク・ウンビンが情緒あふれる感性で巧みに演じていた。

2本目は『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年/ENA)だ。

もう説明が要らないほど大人気になったドラマだ。パク・ウンビンが演じる弁護士ウ・ヨンウのキャラクターが愛らしくてとてもユニーク。しかも、能力が抜群。そんな彼女が、訴訟となった問題を独特なひらめきで次々に解決していくストーリーが秀逸だった。共演陣のカン・テオ、カン・ギヨン、ハ・ユンギョンもとても良かった。

パク・ウンビン
ユニークなヒロインを演じて評価を高めているパク・ウンビン(写真提供=OSEN)

3本目は『無人島のディーバ』(2023年/tvN)である。

パク・ウンビンが『スタートアップ:夢の扉』の演出家・脚本家と組んで挑んだ話題作である。島育ちの少女ソ・モクハは歌手になることが夢。しかし、父親のひどいDVに苦しめられていて絶望していた。同じく父親のDVで悩んでいた同級生の協力で島を出ることになったが、追いかけてきた父親とフェリーの中でもめている内に漂着してしまった。

奇跡的に助かって無人島で過ごすことになって15年後、ついに救助された彼女が見た世界と会った人々は……。それからの展開がとてもスリリングで、パク・ウンビンも本当に痛快に演じていた。

以上のように3本を紹介したが、パク・ウンビンの芸達者ぶりがよくわかって、見ていて本当に面白かった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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