1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「さすがにひどい…!」息子の初節句はパパのお下がり!?⇒カビだらけの五月人形を見て思わず絶句…

「さすがにひどい…!」息子の初節句はパパのお下がり!?⇒カビだらけの五月人形を見て思わず絶句…

  • 2024.5.3

息子は義実家にとって初孫で、義父も義母も息子の誕生をとても喜んでくれました。初節句が近づき、義母から「息子(私の夫)の五月人形を譲りたい」という申し出が。いったんはその申し出を受け入れてしまった私の後悔と、そこで学んだことをお伝えします。

初節句が近づき、義母からの提案

息子の初節句が近づいたころ、私の両親から息子に五月人形を贈りたいと提案がありました。私たち夫婦はその提案をありがたく受けようと思い、念のため夫の両親にもその旨を伝えました。

すると義母から「息子の五月人形をずっと保管しているので、それを譲りたい」と連絡が。せっかくの申し出でしたが、夫の実家はお世辞にもきれいとは言えず、物が多く散らばっている印象……。夫の初節句の人形なら30年以上も前の物なので、嫌な予感がした私は夫に実家に帰って実際の人形を確認してもらうことにしました。

夫曰く、「たしかに古いけれど、目立つ汚れもなく状態はよかったよ」と。それであればと私の両親からの提案は断り、夫の五月人形を譲っていただくことにしました。

汚れが目立ち、壊れている五月人形

数日後、五月人形を持って実家から帰宅した夫。夫が出した人形を見ると、明らかに人形は劣化して汚れが目立ち、付属品は壊れている物もあったのです。その人形の状態を見た私は思わず絶句……。わざわざ確認に行った夫にも、この状態の人形を譲りたいと言った義母にも怒りに似た感情がわいてきました。

そうは言っても、もういただいてしまったもの。でもこの人形をせっかくの息子の初節句に飾るなんて嫌! そう思った私はすぐにネットで調べ、こどもの日に間に合うタイミングまでに五月人形のクリーニングと修理をしてくれるところを探しました。見つけた業者にすぐ依頼し、子どもの日の3日前に壊れた部品の交換とクリーニングを終えた人形が無事に帰ってきました。

人形をしまうとき、さらなる追い打ちが……

戻ってきた五月人形は年月が経っているため劣化はあるものの、夫が持ち帰ってきたときよりはだいぶマシな状態に。初節句のお祝いも無事に終え、せっかくいただいた物だし来年からもちゃんと飾ろう、と考えていた私。しかし、人形をしまうときにまた私は絶句するのです……。

夫が持ち帰ってきたときは夫が箱から出したため気がつかなかったのですが、保管されていた箱がカビだらけ!! 何か鼻をつくような臭いもします。こんな状態の箱に入っていたら、人形の内部もカビているかもしれません。この人形をこれからずっと息子の節句に飾ると思うと、悲しい気持ちになりました。

夫にキレてしまった私

そして私は夫にブチ切れ! なぜ箱がこんな状態なのに気がつかないのか、そもそも人形自体、劣化も汚れも、壊れている部分もあったのに、と。こんな物をこれから先ずっと飾るなんて到底無理だと伝えました。

私の怒りと箱の状態を目の当たりにし、夫もようやく事の重大さに気がついたようでした。「自分の初節句に母方のおばあちゃんが買ってくれたものだから、断りにくさもあった。汚れや壊れているのに気がつかなかったのも悪かった。たしかにこの状態はひどいと思う」と認めてくれ、夫と話し合った結果、五月人形は夫の実家に返すことになったのです。

結局翌年、息子の2回目の節句に五月人形を買うことにしました。私たち家族と私の両親で選び、良いものが購入できて大満足! 今回のことで夫の実家からは基本的に何かをいただくのはやめたいと夫に話しました。もしも何かいただくときは、必ず私も実物を見て確認することに。五月人形に関しては、夫がきちんと確認せずに大丈夫と言ってしまったこともあり、義母も悪気があったわけではないと思いますが、価値観の違いを感じた一件です。


著者:林 ゆり

2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる