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食べこぼした3歳の孫に「トロくさいわねぇ。将来が心配だわ」心無い発言をする姑 → 実母がズバッと!

  • 2024.5.2

おめでたい席や楽しい集まりで、突然その場の空気に水を差すような発言をする人っていますよね。そんな時にズバッと言い返せたら良いのですが、なかなか急には思いつかないことも。今回は空気を読まない発言をする姑に、まさかの人物が見事な返しをするシーンを目撃した私の知人Hさんから聞いたお話です。

画像: 食べこぼした3歳の孫に「トロくさいわねぇ。将来が心配だわ」心無い発言をする姑 → 実母がズバッと!

子どものお誕生日会で

それはHさんの子どもの、3歳のお誕生日のことでした。

「今日はどっちのじいじとばあばも来るからね!」
Hさんは自宅で両親と義両親を呼んで、子どものお誕生日を開催することにしました。

ごちそうやお酒、ケーキなどを沢山用意して、旦那さんはビデオカメラの準備もバッチリ。
「〇〇ちゃん(Hさんの子)、お誕生日おめでとう!」
両親たちが揃ったところで、パーティーが始まりました。

「ちょっと見ない間に大きくなったわねえ」
Hさんの実母は目を細め、愛おしそうにHさんの子を見守ります。

Hさんの実家は少し離れたところにあるため、両親はなかなか孫に会うこともできず、今日のお誕生日会を本当に楽しみにしていたのです。

水をさす姑の発言

「もっといいもの食べさせてくれるかと思ったけど、全然しょぼいわね。Hさん、今からお寿司でもとってよ 。私、お寿司が食べたいわ」
Hさんがなごやかに実母と話していると、いきなりお姑さんが口を挟んできました。

パーティーのメイン料理は子どもの好物であるハンバーグやスパゲッティなどの洋食にしたのですが、お姑さんには気に入らなかったようです。
「おい母さん、わがまま言うな」
「えー、せっかくのおめでたい席なのに」
舅にたしなめられても、お姑さんはブツブツと文句ばかりです。

実はHさん、このお姑さんが大の苦手。

正直で思ったことをすぐに口に出すのはまだ良いのですが、空気を読まずに自分の要望ばかり通そうとしたり、人を傷つけることを平気で言ったりするので普段から少し距離を置いていたのです。

姑の発言に、まさかの人物が

「あ、こぼしちゃったね」
Hさんは子どもがソースのたっぷりついたハンバーグを食べこぼしたのを見て、慌てて拭こうとしたときでした。

「また食べこぼし? この子トロくさいし頭も悪そう」
いきなりお姑さんが、自分の実の孫に対してこのような発言をしたのです。
「母さん、言いすぎだよ。まだ3歳なんだから食べこぼしぐらいするだろ!」
旦那さんは腹立たしそうにお姑さんに抗議します。
「でもちょっと多すぎない? トロくさい子は将来大変よ、私心配だわー。誰に似たのかしら」
あまりにもひどい発言に、Hさんは傷ついて涙がこみ上げるのを感じました。

その時、今までずっと黙っていた実母が口を開いたのです。
「そりゃあ私やあなたの血が入った孫ですもんね、トロくさいかおめでたい席で余計な事言うかのどっちかじゃないかしら? ああ、私も将来が心配!」
そう言ってにっこり笑い、実母はHさんの子を抱きしめました。
「まあどんなふうに成長したって、私には世界一かわいい孫ですから。元気に育ってくれたらそれでいいわよ、ね?」

あまりにズバッと返されたため、お姑さんはそれ以上言い返せなかったそうです。

孫が心配な気持ちはわかりますが、誕生日会というおめでたい席で、子どもの成長を喜ぶならまだしも、けなすような発言は控えた方が良いですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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