米津玄師、『アンナチュラル』『MIU404』に続き『ラストマイル』の主題歌担当に！ 最強メンバー集結の予告映像が公開

米津玄師「この3作と出会わなければ今の自分は到底あり得ません」

ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線が交差する完全オリジナル映画『ラストマイル』。米津玄師が主題歌を担当する本作より、予告映像と最新ポスタービジュアルを紹介する。

本作は、ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線上で繰り広げられるノンストップ・サスペンス。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく——。誰が、何のために事件を仕掛けたのか？ 残りの爆弾はいくつで、今どこにあるのか？

監督を務めるのは、『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』など数々の名作ドラマの演出を手掛けた塚原あゆ子。脚本は、『アンナチュラル』『MIU404』『フェンス』、映画『罪の声』（20年）で第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した野木亜紀子。

爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の主人公・舟渡エレナを演じるのは、満島ひかり。満島演じるエレナに振り回されながらもともに事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー梨本孔を演じるのは、岡田将生。塚原組初参加となる満島と岡田のコンビが、塚原×野木が生み出した『アンナチュラル』『MIU404』とも繋がるシェアードユニバースの世界に、新たな命を吹き込む。

また、『アンナチュラル』より石原さとみ、『MIU404』より綾野剛＆星野源ら総勢16名の『アンナチュラル』『MIU404』のキャストが参加。連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、火野正平、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己と実力派キャストが脇を固める。

今回、『アンナチュラル』『MIU404』で塚原・野木とチームを組み、ドラマの世界観とリンクした主題歌を世に送り出した米津玄師が、映画主題歌も担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは、「がらくた」。

『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」は、遺された側の悲しみや祈りを込めた楽曲が、不条理な死の真相に向き合う登場人物の心境に見事にマッチし、視聴者を感動の渦に巻き込んだ。ドラマ放送から6年経った今もなお、YouTubeで日本最多の8.5億回の再生回数を誇るなど、多くの人の心に残り続ける名曲だ。

また、『MIU404』の主題歌「感電」は、刑事バディが事件に巻き込まれていく物語のなかで、軽やかかつ痛快に鳴り響きながらも、一瞬のきらめきを刹那的に描き、ドラマの演出とも相まって数々の名場面を彩ってきた。作品の世界観と見事にリンクする楽曲を世に届けてきた米津玄師が、今作「がらくた」ではどのような楽曲を本作に贈り届けるのか。

米津は「映画ラストマイルの主題歌に際して『がらくた』という曲を書かせていただきました。塚原さん、野木さん、新井さんの作品に呼んでいただくのは『アンナチュラル』『MIU404』に続き3作目です。『アンナチュラル』でも『MIU404』でも主題歌としてわたしの曲を大事に扱って頂いたことを今でもよく憶えています。あれから6年ほど経ちわたしも結構変わりましたが、この3作と出会わなければ今の自分は到底あり得ません。掛け値なしに素晴らしい作品と何度も出会えたことを誇りに思います。ありがとうございました。『がらくた』をよろしくお願いします」と言葉を寄せた。

あわせて紹介するポスタービジュアルは、強い決意を感じられる眼差しが印象的なエレナ（満島）と孔（岡田）の顔を上下に配したデザイン。中央には『ラストマイル』『アンナチュラル』『MIU404』のキャラクターが散りばめられ、全員が同じ世界線に存在していることを感じられる。

また、予告映像は、塚原、野木ならではの演出とセリフを感じられる、シリアスさとユーモアの要素がバランスよく織り込まれたもの。そして、『アンナチュラル』『MIU404』でお馴染みの劇伴と共に、連続爆破事件の捜査をする伊吹（綾野）・志摩（星野）のバディら“4機捜”メンバーや、ミコト（石原）をはじめとする、“UDIラボ”メンバーが続々と登場。この夢の“最強”チームが、エレナ・孔とともに爆破事件解決に奔走する。

『ラストマイル』は8月23日より全国公開。