皆さんにとって親とはどんな存在ですか?厳しくもあり、優しくもあり…。「たくさん迷惑をかけたから頭があらない」なんて人もいるかもしれませんね。また、自分が親になってから改めて尊敬することが増えた人もいるかもしれませんね。今回ご紹介する作品はすずのや∵たぬきママと愉快な家族の育児漫画(@suzunoya_pi)さんが母を亡くした時のことを描いたエピソードです。『母としたかった7つのこと』をダイジェストでご紹介します。
ならんで歩くことは貴重なことだった…
すずのやさんの母に乳がんが見つかります。発見されたときには転移もみられ、回復は難しい状態でした。
車いすの生活になった母…。母と散歩をしていたすずのやさんは、ふと、ならんで歩いていたころをなつかしく感じると同時に、貴重な時間だったと実感するのでした。
ほめられ、認められ、今の自分がいる
親につらくあたってしまった経験した人もいるでしょう。すずのやさんは昔から絵を描くことが好きでした。しかし、だんだんと母親に見せることが恥ずかしくなったそうです。
小さいころからたくさんほめ、たくさん認めてくれていたすずのやさんの母…。まさにファン第一号ですね。
その時は気が付かなくてもふとしたとき親からほめられたこと、認められたことが自分の糧となっていることがあるでしょう。たくさんの愛情を注いでもらってきた証拠ですよね。
「子どものころの私について」誰に聞く?
親になってから、自分の親に聞いてみたいことや知りたいことはありますか?育児の相談や体験談。そして、自分が赤ちゃんだったころの話…。きっとそれは親からしか聞けないことでしょう。
昔の自分を知ることは簡単にできることではありません。子どものころの親との思い出は特別なものですよね。どうかたくさん話をして、思い出を胸にとどめてほしいと思います。
著者:ゆずプー