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理解できるけど…獣医師に告げられた厳しい言葉が忘れられない

  • 2024.5.2
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このお話は、著者・人間まおさんが高校生のときに体験したできごとが描かれています。バイトへ向かう途中、車にひかれた猫に遭遇。迷わず動物病院へ連れて行くことを選びます。ところが、獣医師に「助からない」と告げられてしまいます。そしてさらに、厳しいことを言われてしまい…。『ネコの日になると思い出すこと』をダイジェスト版でごらんください。

猫を助けた「後」のこと

バイトへ行く途中、車にひかれた猫と遭遇した まおさん。バイト先へ事情を説明し、猫を連れて動物病院へ駆け込みました。祈る気持ちで診察の結果を待っていましたが、「もう助からない」と告げられてしまいます。

そしてさらに、獣医師から「どうするつもりだったの?」と問われてしまいました。たしかに、動物を飼うという行為は責任を伴います。日々、動物の命と向き合っている医師の言葉には説得力があるのですが…。

頭では理解できるけど…

目の前の命を助けたい一心で、動物病院へ駆け込んだ まおさん。医師の言っていることは理解できますが、助けた「後」のことを考える余裕はありませんでした。

その後、猫を連れて帰ることにした まおさん。ただ、最期を待つだけの猫のために、まおさんができることとは?

「もう助からない」と告げられた猫

バイトがあるため、近所の公園へ猫を連れて行くことにしました。そして、バイト中は母に猫の様子を見てもらうよう電話をかけます。

ただ最期を待つだけの猫のために、わたしたちがしてあげられることは何もありませんね…。無力さを感じます。それでも、少しでも静かな場所で、穏やかに過ごせるように最善を尽くしました。

優しさだけでは、動物の命を救うことはできません。また、助けたあとのことまで考えて責任を持たなくてはいけませんね。とはいえ、目の前の命を助けるために、けん命に行動した まおさんは素晴らしいと感じました。当時はまだ高校生。助かったあとのことは、まわりの大人の力を借りることができます。

改めて、動物の命と向き合うことについて考えさせられる作品です。

著者:ももこ

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