流行に左右されず、ずっとそばに置いておきたいデニム。数多くの服に触れてきたスタイリスト7人が選ぶ「究極の1本」とは?
「色も形も穿き心地もいちばん」
毎シーズン「デニムから」ワードローブ作りを始めるというスタイリストたち。「よく穿くデニムに似合う服=出番の多い服」という彼女たちのセオリーをもとに、まずはその軸となる新しいデニム選びの詳細をレポート。
【Oblada】スタイリストたちにも人気のブランド
デニムパンツ/Oblada(シンチ) シンゾーンでクリエイティブディレクターを20年務めた染谷真太郎氏が2022年に設立。ヴィンテージデニムなどから着想を得た緻密な加工感に注目。「アタリやヴィンテージ風の色落ち加減などが絶妙。やや幅を持たせたストレートで、ウエストを少し細く仕立てることで、メリハリの効いた美しいシルエットに」(渡邉さん)
【EKCOOKIES】ポケットもベルトループもすべてBIG
インディゴデニムパンツ/クーキーズー(ロンハーマン) 「バギーのようなワイドシルエット。ポイントは浅めの股上。そうすることでルーズには見えないけど、脚線もごまかしてくれるパンツの幅感も生きて、脚は長く見えつつもリラックスした印象に。上品かつきちんと見える色なので、攻めたデザインも試しやすい。フルレングスで穿くだけでなく、靴や合わせるトップスによっては、すそを少しロールアップするなど足元のアレンジもしやすいシルエット」(岩田さん)
【Levi’s®】あらためて501®が新しい
デニムパンツ/Levi’s®(リーバイ・ストラウス ジャパン) 「フレアやワイドなど、デニムも多種多様ですが、また王道のストレートがかえって新鮮。ボリューム感のあるトップスが全盛のいま、シルエットはストレートががバランスもとりやすく出番も増える」(樋口さん)
(デニムのプライスなど詳細へ) スタイリスト7人に選ばれたブルーデニム
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