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【1歳の朝ごはん】簡単離乳食やおすすめレシピ紹介!食べないときの対処法も

  • 2024.5.1
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mamagirl

子どもは1歳になると、食べられるものも増えてきます。しかし、大人と同じメニューを食べられるわけではないので、1歳の子の献立に悩むことも多いでしょう。そこで今回は9ヶ月ごろからの離乳食後期、離乳食完了期、幼児食に便利な朝ごはんメニューをご紹介します。時間のない朝でも簡単・時短で作れる、おすすめ朝食レシピもピックアップしています。ぜひ参考にしてみてください。

1歳児の朝ごはんの量の目安はどのくらい?

1歳児に必要な朝ごはんの量は、一般的に大人の1/2~1/3程度といわれています。朝ごはんは1日のスタートとなる食事で、栄養をしっかり取らせるのが理想的です。特に幼児期は成長が著しく、エネルギーや栄養の必要量も増えます。しかし消化器官は発達途中であり、胃も大きくないため、子どもの食欲や食べるペースを見ながら、食べられる量を見極めるといいでしょう。

出典:たまひよ|【専門家監修】朝ごはんの品数は1~2品で十分 3歳までの献立のキホン&食べさせ方

【和食】1歳児におすすめの朝ごはんの簡単献立レシピ

ここからは1歳児におすすめの朝ごはんの献立例を紹介していきます。まずは和食メニューをご紹介。

・主食|小松菜とチーズ、おかかの混ぜ込みおにぎり

ごはんに幼児向けチーズ、ゆでた小松菜、おかかを混ぜてにぎります。小さなボール状ににぎると食べやすいですよ。

・主菜|豆腐入りハンバーグ

豆腐ハンバーグは、時間のあるときに多めに作って冷凍保存しておくと、朝がスムーズになります。

<作り方>

・副菜|にんじんしりしり

1歳児はにんじんの甘みを生かしてそのまま食べさせましょう。大人も食べる場合は、子どもの分を取り分けた後、料理酒、みりん、砂糖、しょうゆ、だしを加えるのがおすすめです。

出典:PIXTA ※画像はイメージです

<作り方>

・汁物|簡単お味噌汁
出典:PIXTA ※画像はイメージです

お椀に乾燥ワカメ、豆腐、ネギ、すしあげなどを入れ、だし入り味噌小さじ1を加えてお湯を注ぎます。子どもに食べさせる際はよく冷ましてから与えましょう。

【和食】1歳児におすすめの朝ごはんの簡単献立レシピ

納豆巻きと卵焼き、味噌汁で栄養満点の朝ごはんに。

・主食|納豆巻き

離乳食には味のついていない焼き海苔を使用します。1歳~1歳半ごろまでは、海苔を噛み切れないこともあるので、細かくちぎった海苔をごはんに混ぜておにぎりにするか、巻かずに納豆ごはんで代用してもいいでしょう。

<作り方>

・主菜|シラスと青のりの卵焼き

卵焼きにシラスと青のりを混ぜると栄養価が高まります。

<作り方>

・汁物|野菜の味噌汁

だし汁を沸かして、食べやすい大きさに切った玉ねぎやジャガイモなど野菜を煮込み、火を止めて味噌を溶かしてできあがり。

【洋食】1歳児におすすめの朝ごはんの簡単献立レシピ

定番のパンケーキやスクランブルエッグに具材を混ぜて栄養価をアップさせた献立です。

・主食|豆腐入りふわふわパンケーキ

パンケーキに豆腐を混ぜるとふわふわで食べやすく仕上がります!

出典:PIXTA ※画像はイメージです

<作り方>

・主菜|トマトと桜エビのスクランブルエッグ

簡単にできるスクランブルエッグには栄養を考えてトマトと桜エビを加えてみて。離乳食完了期なら、塩抜きやトマトの皮むきの工程は省いてもOK。

<作り方>

・汁物|野菜スープ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

コンソメを入れたスープに、小さくカットした玉ねぎ、にんじん、キャベツなどを入れ、よく煮込んでできあがり。
簡単なのに、手抜きに見えない栄養満点メニューです。

【洋食】1歳児におすすめの朝ごはんの簡単献立レシピ

パンが食べられる子なら、サンドイッチの朝ごはんもおすすめです。

・主食|ツナときゅうりのサンドイッチ

マヨネーズの代わりにプレーンヨーグルトを使った、1歳児も食べやすいサンドイッチです。

出典:PIXTA ※画像はイメージです

<作り方>

・主菜|電子レンジで作れる野菜スティック

にんじん、大根、さつまいも、アスパラ、ブロッコリー、カブなどは、電子レンジで簡単に野菜スティックにできます。9~11ヶ月の子には、歯ぐきでつぶせるくらいの固さのものを与えます。12~18ヶ月以降の子になると、前歯で噛み切る練習が必要。一口では食べ切れない長さかつ、歯ぐきで噛める固さを意識しましょう。

<作り方>

・汁物|ポタージュスープ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

カボチャやコーンのみならず、ホウレン草などの葉野菜、さつまいもやカブなどの根菜もポタージュスープにしやすいのでおすすめ。時間のあるときに多めに作っておき、小分けにして冷凍保存しておくと便利です。解凍する際は、再度加熱してから子どもに与えます。冷凍保存した場合、1週間以内に食べ切りましょう。

<作り方>

【一口おにぎり】1歳児におすすめの朝ごはん簡単レシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

朝ごはんの定番メニューのおにぎり。1歳児に食べさせる場合は、一口サイズに小さく作りましょう。手でにぎる、ラップを使う方法の他にも、製氷皿を使った時短テクも。製氷皿のマスに一口サイズのごはんを入れ、フタをして上下左右に振るだけで、キレイな一口おにぎりが大量に完成します。

【混ぜごはんおにぎり】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

鮭やシラス、ゴマや青のりなどを加えた混ぜごはんおにぎりなら、不足しがちな栄養素を簡単に補えます。タンパク質やビタミン、ミネラルを補える組み合わせをいろいろと試してみましょう。

<おすすめの混ぜごはん>

・鶏そぼろ

・ひじき煮

・枝豆とシラス

・かつおぶしとチーズ

・鮭フレークとブロッコリー

・ツナとにんじん

【サンドイッチ】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

サンドイッチは具材を自由に選べることから、タンパク質、ビタミン、ミネラルの栄養をバランス良く食べられるメニュー。1歳児には手づかみ食べしやすいサイズにカットして与えましょう。

・シラスとチーズのサンドイッチ

軽くトーストしたパンは、口の中で団子状にならず、噛み切りやすくなります。

<作り方>

・トマトと卵のサンドイッチ

大きめのロールパンは子どもには食べにくい場合も。食べやすい大きさにカットして与えてください。

<作り方>

【蒸しパン】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ

小麦粉や米粉を使った蒸しパンは、主食にもおやつにもなる幼児食の強い味方です。

・卵や牛乳を使わない基本の蒸しパン

シンプルなプレーンの蒸しパンなので、すりおろしたにんじんや、つぶしたバナナなどの具材を入れてアレンジするのもおすすめです。

<作り方>(直径7cmのシリコンカップ6個分)

【スクランブルエッグ】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

卵は良質なタンパク質が取れることから、アレルギーがなければ、ぜひ子どもにも食べさせたい食材。奥歯が生え始める1歳半からの朝ごはんの簡単おかずメニューには、食べやすいスクランブルエッグがおすすめです。
溶いた卵をフライパンで炒めるだけのシンプルなものでもいいですが、ツナとホウレン草、チーズとトマトなど、野菜や他のタンパク源を組み合わせると栄養価もアップします。幼児食の時期は半熟ではなく、卵にしっかり火が通るよう注意しましょう。

【温野菜】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

温野菜も朝ごはんにおすすめ。手軽にビタミンやミネラルが摂取できて、手づかみでも食べやすいメニューです。
皮をむいてよく洗った野菜を食べやすい大きさにカットし、レンジや炊飯器や電子調理器具、蒸し器などで食べやすい固さになるよう加熱しましょう。さつまいもやカボチャ、にんじん、ブロッコリーなどがおすすめです。

【味噌汁】1歳児におすすめ朝ごはんレシピ

味噌汁とごはんの組み合わせは、摂取できる必須アミノ酸のバランスが良く、体も温まるので朝食にぴったり。時間のない朝は、おにぎりと具だくさんのお味噌汁だけでも立派な献立になります。
1歳児の朝ごはんに取り入れる場合は、具材を幼児が食べやすい大きさ、やわらかさに調整し、味つけも濃くなり過ぎないよう注意しましょう。

【ポタージュスープ】1歳児におすすめ朝ごはんレシピ

離乳食初期に野菜をモリモリ食べていても、1歳2ヶ月、1歳3ヶ月、1歳4ヶ月と月齢を重ねていき、前歯が上下4本生えそろうころ、突然野菜が苦手になる子もいます。そんなときは、野菜を食べやすいポタージュにすれば食べてくれる可能性が上がるかも。
野菜をやわらかく煮たら、繊維をこして牛乳や豆乳、またはだし汁でのばすだけなので簡単です。

【フルーツヨーグルト】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

朝食の定番であるヨーグルト。単体でも栄養価が高く、乳酸菌が含まれることからお腹の調子を整える効果が期待できます。ヨーグルトにバナナやイチゴなど季節のフルーツを混ぜてフルーツヨーグルトにすると、食べやすくより栄養バランスの整ったメニューに。

【カットフルーツ】1歳児におすすめの朝ごはんレシピ
出典:PIXTA ※画像はイメージです

季節の果物を食べやすくカットしただけでも、立派な朝食の一品になります。幼児に与える場合は、歯ぐきで噛める硬さや誤飲しにくいサイズを意識しましょう。

食べるのを嫌がるときどう対処する?

1歳児でなかなかごはんを食べない、離乳食から食べる量が少なく、栄養不足が心配と悩む方も多いでしょう。ここからは子どもが食べるのを嫌がるとき、親が取るべき対処のポイントを紹介します。

<食べるのを嫌がったときの対処法>

・無理強いはしない

・母乳やミルクに切り替える

・別のものを食べさせてみる

では子どもが食べたがらないとき、どのように対処すればいいのか、ひとつずつ見ていきましょう。

・無理強いはしない

子どもは食事に対してストレスやプレッシャーを感じると、さらに食べにくくなってしまいます。食べない理由はさまざまで、嫌いなものがあることもあれば、単にごはんを食べたくない、という気分のときもあるでしょう。栄養が心配なあまり、つい無理にでも食べさせたくなりがちですが、落ち着いて子どもの気持ちに寄り添うことが大切。昼食をあまり食べなければ、夕食で栄養を取って調整するなど、おおらかにとらえるのがおすすめです。

・母乳やミルクに切り替える

離乳食がなかなか進まない、ごはんをあまり食べてくれないという場合は、思い切って母乳やフォローアップミルクに切り替えてもいいでしょう。母乳やミルクには乳児期から幼児期までに必要な栄養がたくさん入っているので、偏食や少食で栄養面が心配なときにもおすすめです。
ただし、母乳やミルクだけでお腹いっぱいになってしまうと、ごはんをさらに食べなくなってしまう可能性も。体を動かす時間を作ってお腹がすくように工夫したり、食べる楽しさを教えたりしながら食事の量を増やしていきましょう。

・別のものを食べさせてみる
出典:PIXTA

まだ幼い1歳児~2歳児の中には、食べムラや偏食で、朝食はバナナだけ、水分補給だけの子もいるかもしれません。あまりにも食べず、親がストレスを感じてしまうようなときは、そういう時期だと考えて、割り切って過ごすのもおすすめです。食べたがらないときは子どもに選択肢を与え、別のものを食べさせてみてもいいでしょう。発育が気になる場合は、母子手帳に記載されている発育曲線と照らし合わせながら、医師に相談してみましょう。

1歳児の朝食の簡単レシピをマスター!がんばり過ぎない工夫で乗り切る!

1歳児の朝食は、主食、主菜、副菜、乳製品や果物をそろえることが理想とされています。しかし保育園登園前のリアルなあわただしさを考えると、毎日、しっかり朝ごはんを取るのは大変です。そんなときはおにぎりやパンを中心にした簡単な献立で大丈夫。栄養は1日や1週間のスパンで考え、がんばり過ぎず、工夫して乗り切りましょう!

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