新玉だけ！味付けはゴマ油と塩だけ！後は焼き付けるだけの「新玉ねぎステーキ」が照り照りとろ～りな件

管理栄養士のともゆみです。今が旬の新玉ねぎって甘さと瑞々しさを堪能できるからうれしいですよね。そんな新玉ねぎのおいしさを生かした「新玉ねぎのステーキ」の作り方を、YouTube「ぽちゃぽちゃチャッキー簡単cooking」で紹介していました。新玉ねぎを素のまま焼いて味付けはゴマ油と塩だけっていう超シンプルなステーキですが、驚きのおいしさなんだそう。さっそく作ってみたいと思います。

「ぽちゃぽちゃチャッキー簡単cooking」のチャンネル登録者数は8万人。京都で居酒屋さんをやっているぽちゃぽちゃチャッキーさんが、家庭でも簡単においしく作れるように、動画の中でコツやポイントを詳しく解説しています。 

「新玉ねぎのステーキ」の材料と作り方

【材料】
新玉ねぎ…1個
塩…適量
ゴマ油…適量

【作り方】
1．新玉ねぎの皮を剥き、頭と根元を平らになるように切り落とします。輪切りになるように半分に切ります。

2．フッ素樹脂加工のフライパンに油を引かず、1の切り口の大きな方を下にして入れます。

3．弱火で加熱し、2～3分焼きます。ひっくり返してみて、香ばしい焼き色が付いたことを確認します。（確認したら元に戻します）

4．火力を更に落とし、とろ火にします。水を大さじ2（分量外）ほど入れ、フタをして約10分蒸し焼きにします。

5．玉ねぎがやわらかくなったらひっくり返して、再び大さじ2の水（分量外）を入れフタをし、5分ほど蒸し焼きにします。

6．5を皿に盛り付け、ゴマ油と塩をかけて出来上がりです。

とろとろやわらか～

とっても甘くて、とろとろです。新玉ねぎにゴマ油と塩をかけただけなのに、不思議なくらいおいしいです。甘くて香ばしくジューシーな新玉ねぎにゴマ油と塩がよく合いますね。さっぱりしていて食べやすいので1人で1個ペロッと食べられちゃいますよ。

玉ねぎを加熱するとどうして甘くなるの？

新玉ねぎは品種名ではなく、3～4月頃に出回る早取りの玉ねぎの総称です。普通の玉ねぎは、収穫後に乾燥させますが、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷します。新玉ねぎは水分量が多く非常に傷みやすいので購入したら冷蔵庫で保存します。

玉ねぎは糖類（ショ糖、果糖、ブドウ糖など）を多く含みますが、生だと辛み成分が強いために甘みを感じにくくなります。しかし、辛み成分である硫化アリルは揮発・分解しやすいため、加熱すると壊れたり蒸発してしまい、甘み成分が残り、甘みを感じるようになります。

新玉ねぎを焼くだけという超シンプルな調理法で、最低限の調味料ですが、とってもおいしくなりました。早く焼こうと火を強めるとすぐに焦げてしまうので、弱火でじっくりゆっくり焼くことがコツだそうです。簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。

参考Web：
新玉ねぎ／新玉葱／新タマネギ：旬の野菜百科 (foodslink.jp)
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Onion-shin.htm

参考文献：
新・野菜の便利帳 監修 名取貴光 高橋書店