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「SNSでブランディングしてきた女優」がSNSでイメージ失墜…ハン・ソヒ、仏大学合格の“真偽”以前の立場に

  • 2024.5.1

女優ハン・ソヒのSNSが再び騒動を引き起こした。

去る3月に熱愛を認めた俳優リュ・ジュンヨル、その元恋人のGirl's Day・ヘリを巻き込んだ、いわゆる“おもしろいですね大戦”でイメージに打撃を受けた彼女が、またもや議論となっている。

自身がフランスの大学に合格したかどうかを釈明した際、当時出演した番組スタッフにミスを押し付けたのだ。

自ら議論を大きく

先立ってハン・ソヒは今年1月、ウェブバラエティ番組『ナ・ヨンソクのナブルナブル』(原題)に出演し、「フランスの美術大学に合格したが6000万ウォン(約600万円)がなくて行けなかった」と話した。

ハン・ソヒ
(写真提供=OSEN)ハン・ソヒ

留学費6000万ウォンのために、モデルの仕事をして広告を撮影し、2000万ウォン(約200万円)を稼ぎながら現在に至ると述べた。

そんな番組を見た視聴者らは、発言に語弊があると指摘。フランスの大学に入学するためには1カ月80万ウォン(約8万円)、1年で960万ウォン(約96万円)ほどが必要だが、ハン・ソヒの出した金額があまりにも大きいとした。

さらに、明確に合格した大学名を明らかにしなかった点、合格証を見せなかった点、フランス語学力資格試験「DELF」の資格証を見せなかった点が疑わしいという指摘が続いた。

疑いの目が続くとハン・ソヒは、SNSに「留学のために通帳には2000~3000万ウォン(約200~300万円)が必要であり、すぐに自分が住む家賃、生活費も途方もなく不足していたと話した部分が、バラエティでは編集されて誤伝された」と書き、議論を再燃させた。最も簡単に疑惑を解消できる証拠となる書類は見せなかった。

すると今度は、「編集・誤伝」という部分がクローズアップされた。ハン・ソヒのファンらは『ナ・ヨンソクのナブルナブル』チャンネルを訪ね、「変な編集でハン・ソヒを困らせるのか」といった内容のコメントを残した。

他人に問題を押し付けた発言が、より大きな問題を招いたのだ。これまでファンとスターの間で架け橋の役割を果たしてきた「ナ・ヨンソク師団」だけが、想定外の非難にさらされたのだ。

都合が悪くなると口を閉ざす?

そもそも今回の問題は、合格証などを見せれば瞬時に解決する。もし昔のことで勘違いした部分があったり、証拠がなかったりするのであれば、問題について十分に説明しても良かった。

ハン・ソヒ
(写真提供=OSEN)ハン・ソヒ

しかしハン・ソヒは自分の不利な状況に対しては、口を固く閉ざした。

ハン・ソヒは「フランスのボザール(美術学校)に合格した」と語ったが、どのボザールかを説明しなかった。フランスには計59校のボザールがある。したがって合否も確認できない。結果的にハン・ソヒに対する疑惑だけが大きくなった。

これまでSNSを通じて、自由にコミュニケーションを続けてきたハン・ソヒは、今回の釈明は所属事務所を通じて伝えた。9ATOエンターテインメントは4月29日、「ハン・ソヒが放送で直接話した内容はすべて事実だ。フランスの学校に合格したのは事実。具体的な事項は個人的なことだ」と伝えた。

しかし放送で“個人的なこと”を先に持ち出したのはハン・ソヒであり、議論についてSNSで言及して再燃させたのもハン・ソヒだ。オンライン上では、所属事務所が個人的なことを理由にイシューを隠そうとする態度は、「理屈に合わない」という声が上がっている。

これまでハン・ソヒは、SNSを通じて自身をブランディングしてきた。

ざっくばらんとした性格を基盤に、ファンと親しくコミュニケーションする姿を見せながらイメージを管理した。SNSでヒットした女優といっても過言ではない。しかし自分の人生を説明して出てきた疑いに対しては所属事務所の後ろに隠れてしまい、失望感を与えている。

とあるマネージメント関係者は「SNSは諸刃の剣だ。関心を得られる良さもあるが、度が過ぎれば禍根がブーメランに戻ってくる。スターにも複雑な人生があるが、これをファンにすべて説明することはできない。最近のファンは、具体的なことを望んでおり、執拗だ。個人的なことに関しては特に慎重に接近する必要がある」と話した。

◇ハン・ソヒ プロフィール

1994年11月18日生まれ。韓国・蔚山(ウルサン)出身。2016年にSHINeeの楽曲『Tell Me What To Do』のミュージックビデオの出演で芸能界入りし、2017年のドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で本格女優デビュー。ドラマ『夫婦の世界』でブレイクし、以降『わかっていても』『マイネーム:偽りと復讐』『京城クリーチャー』など数々の話題作に出演した。デビュー時から大手食品メーカーや化粧品メーカーなど、様々な企業のCMモデルを務めた。

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