実は、そばがきは簡単に自宅でつくれます!シードルの産地として名高いノルマンディーの郷土料理「そば粉のガレット」を参考に、つくりやすいおつまみにアレンジしました。シードルやスパークリングワインと相性抜群なおつまみを、料理研究家の「マイマイ」こと真藤麻衣子さんに教えてもらいました。
■“そばがきオリーブオイルとパルメザンチーズがけ”のつくり方
お決まりのガレットではなく、日本人に親しみのあるそばがきに。シードルに合うように、オイルとチーズで洋のテイストを添えて。トマトソースをかけるのもお薦め。
◇材料 (2人分)
そば粉:100g
水:220ml
オリーブオイル:適量
パルメザンチーズ:適量
クレソン:適宜(あれば)
(1)そば粉を混ぜる
鍋に水、そば粉を入れて泡立て器でよく混ぜる。
(2)火にかけて練る
①の鍋を強火にかけ、鍋底が焦げつかないように泡立て器で絶えず練り混ぜる。
(3)粘りが出るように混ぜる
泡立て器ですくってポタリと落ちなくなったら、火を弱めて耐熱性のゴムベラに持ち替える。生地に弾力と粘りが出て、鍋底からはがれるようになるまでよく混ぜる。
(4)仕上げ
器に盛り、オリーブオイルとパルメザンチーズをかけ、あればクレソンを添える。
――教える人
「真藤舞衣子 料理研究家」
会社員を経て、京都の大徳寺塔頭にて1年間生活。フランスに料理留学後、発酵研究家、料理家の活動を開始。雑誌や書籍、料理教室、講演など多方面で活躍。近著に『真藤舞衣子の まいにちおいしい! 豆腐と油揚げ』(高橋書店)がある。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:安彦幸枝