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大人が意外と解けない算数「13926+28376」→暗算で計算できる?

  • 2024.7.5
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桁数の多い数を足し算する際は、「繰り上がり」に注意しなければいけません。

しかし、インド式計算法を用いれば、少し楽に計算することが可能になります。

ぜひこの記事を読んで、計算の仕方をマスターしてみてください!

問題

次の計算を暗算でしなさい。
13926+28376

二つの数の単純な足し算ですが、桁数が多く、繰り上がりに注意しなければいけません。

まずは、自分自身で答えを出しましょう。

解説

今回の問題の答えは「42302」です。

通常の筆算の計算で答えを求めることも可能ですが、ここでは「インド式計算法」を用いた解法を紹介します。

それは「二桁ずつ計算をする」という計算方法です。

はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、何度か練習すると通常の筆算よりも早く答えを出すことができるはずです。

はじめに、下二桁「26+76」を計算します。
26+76=102

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次は、また二桁ずつ「39+83」の計算です。
39+83=122

答えを書く位置に注意しましょう。

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そして、残った桁「1+2」です。
1+2=3

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最後は、計算した数をすべて合わせましょう。

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したがって、答えは「42302」となります。

やっている計算は、通常の筆算とほとんど同じですが、二桁ずつ取り出すことで、計算の回数を減らすことができました。

計算が得意な方は、さらに三桁ずつ取り出して計算をするということも可能です。

計算式によって繰り上がりの有無が違うので、通常の計算方法とこのインド式計算法をうまく使い分けると良いでしょう。

まとめ

今回紹介したのは、「桁数の多い数の足し算」の計算方法です。

二桁や三桁ずつ計算することで、計算の回数を減らし、ミスの可能性が少なくなります。

ぜひ、日常生活でも活用してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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