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大人が意外と忘れている算数「8+4−4×8÷4+8」→秒で解ける?

  • 2024.6.14
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四則演算が混ざった計算は、計算の順序に注意が必要です。

これは小学校で習う内容ですが、大人になって取り組むと意外と間違えることがあります。

今回は計算問題に挑戦して、正しく理解できているかを確認しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
8+4−4×8÷4+8

足し算・引き算・掛け算・割り算がすべて含まれた計算です。

計算する順番に注意をしましょう。

解説

今回の問題の答えは「12」です。

途中の計算式はつぎのようになります。

8+4−4×8÷4+8
=8+4−32÷4+8
=8+4−8+8
=12−8+8
=4+8
=12

四則演算の混ざった計算は、基本的には次の順で計算します。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

今回の問題では、掛け算・割り算があるので「4×8÷4」の部分を優先して計算しましょう。

これを左から順に計算して
4×8÷4
=32÷4
=8
と計算ができます。

すると、計算式は「8+4−8+8」となります。

こちらも左から計算して
8+4−8+8
=12−8+8
=4+8
=12
と計算しました。

別解

計算の順序は、基本的には前述した通りですが、「掛け算と割り算」「足し算と引き算」では、それぞれの優先順位は同じなので、順序を変えることが可能な部分もあります。

例えば、「4×8÷4」の中で順序を変えて「4÷4」を先に計算しても、答えは「8」になります。

また、「8+4−8+8」の中で順序を変えて、後ろの「-8+8」を先に計算すると、この部分は「0」とすることが可能です。

つまり、元の計算式を
8+4−(4×8÷4)+8
とカッコを付けて考えると、優先順位、入れ替え可能な部分が分かりやすくなり、うまく打ち消し合うことで、必要な計算は「8+4」だけとなります。

まとめ

基本的な計算規則を理解した上で、どのように工夫ができるかを考えると良いでしょう。

いざというときに間違えないように、普段から計算の練習をしましょう。繰り返し計算練習することで、習得することが可能です。

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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大人が意外と解けない「48÷6÷2=?」→ 四則演算に対する解説
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