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「濡れたノート」ドライヤーで乾かさないで!企業直伝のやり方に「学生時代に知りたかった」「すごい」

  • 2024.5.28
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雨が降ったときにカバンの中身が濡れて、大切なノートがびしょ濡れになってしまった経験はありませんか?

慌ててドライヤーで乾かしたり、そのまま放置して自然乾燥したりすると、どうしてもノートが波打ってしまいますよね。一度波打ってしまったノートは元に戻らず、「もうしょうがない…」とあきらめてしまった方も少なくないはず。

創業1930年のノートを作る会社・大栗紙工株式会社(@OGUNO_notebook)のX(旧Twitter)では、そんな雨や水に濡れてしまったノートを復活させる裏ワザを紹介しています。

今回は、その裏ワザをご紹介するとともに、筆者が実際にノートを濡らして検証した結果をガチレビュー!これまであきらめていた方、必見ですよ。

ノートにシャワーをかけて、さっそく実験開始!

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まず、雨に降られたことを想定し、ノート2冊にシャワーをかけて濡らしました。

「こんなにずぶ濡れにしちゃって大丈夫!?」と思った方もいるかもしれませんが、大栗紙工株式会社のX(旧Twitter)でのポストと同様の濡らしっぷりです。

では1冊はドライヤーで乾かし、もう1冊は裏ワザの方法を試してみます!

ドライヤーで乾かしたら、かなり波打ってしまいました…

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一般的な家庭用ドライヤーでノートを乾かしているところです。乾かし始めると、早くもノートが波打ってきました。

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ドライヤーで乾かし終えると、熱風の当たり方に違いがあるからか、乾き方にムラが出たうえに、ノートが波打ってへにゃへにゃになってしまいした…。厚みが出て、表紙も浮いてしまっています。

「冷凍庫」で裏ワザを開始!

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もう1冊のノートは裏ワザを試してみましょう。用意するものは、タオル、フリーザーバッグ、キッチンペーパー、雑誌など家庭によくあるものです。

まず、濡れたノートは中をめくらず、表面の水分をタオルでふき取ります。

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次に、ノートをジップロックなどのフリーザーバッグに入れて、口を開けたまま24時間冷凍庫で冷凍します。

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24時間たったら冷凍庫から出し、フリーザーバッグからノートを取り出します。軽く振って霜を落としましょう。

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平らなところに置いて、ノートをペーパータオルではさみます。

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上から雑誌などの重いものを置いて、このまま1日~2日プレスして待ちます。

はたして凍らせたノートは復活するのでしょうか!?とても気になりながら、2日待った結果は…。

見事に復活。ドライヤーで乾かしたものとの差は歴然!

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プレスしてから2日、雑誌とキッチンペーパーを取り除いたノートが左側です。一方、右側は濡れた当日にドライヤーで乾かしたノートです。

2冊を比べると、凍らせてプレスした左側のノートは、ほとんど元通りに戻って復活しています。濡らす前に書いた文字も、読みやすい状態です。これはすごい…!

右側のドライヤーで乾かしたノートは波打ちがひどく、書いた文字が波打った表面に書かれて読みにくいですね。

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ノートを閉じた状態です。左側の凍らせてプレスしたノートは厚みがほぼ元通りになり、波打ちや浮きが見られません。

対して右側のドライヤーで乾かしたノートは、波打って厚みが出てしまい、浮きやシワが見られます。差が歴然ですね。

ノートが濡れたら凍らせて!

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大栗紙工株式会社が紹介している「濡れたノートを波打たずに復活させる方法」を試したら、見事にノートが復活して感激です!

ノートが濡れてしまったときは、“冷凍庫で凍らせてプレスする”という思いもよらぬ裏ワザを実行することできれいに復活させることがわかりました。

SNSでも「学生時代に知りたかった」「本当にありがたい」「すごい」と絶賛の声が多く寄せられていましたよ。

急な雨などでノートが濡れてしまったときは、ぜひお試しくださいね。

※記事の内容は執筆時点の情報です。
※口コミはSNS上での2024年5月28日時点のものです。


出典:大栗紙工株式会社公式X(@OGUNO_notebook)