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【iPhone】充電の減り、早くなってきてない?「公式が教える」バッテリーを長持ちさせる方法

  • 2024.5.30
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写真:PIXTA

iPhoneには消費電力を抑えることでバッテリーの消耗を最小限に抑える裏ワザが巷には複数あります。しかし、「こんな方法で本当にバッテリーを長持ちさせることができるの?」という耳を疑いたくなる節約術もちらほら存在します。そこで今回は、Appleがアナウンスしているバッテリーのパフォーマンスを向上させる方法を紹介。正しくiPhoneを使用してバッテリーを長持ちさせましょう!

「適切に使えば劣化を最小限に抑えられる」By Apple

iPhoneに使用されているリチウムイオンバッテリーは残念ながら消耗品なので劣化はつきもの。劣化が進んでしまうと、充電できる容量が減って一度に供給できる電力も低下。そのうえバッテリーの内部抵抗が増えるため、必要な電力を供給しにくくなり、その結果iPhoneのパフォーマンスが低下してしまいます。

しかし、iPhoneにはバッテリーの状態を常に監視する電源管理システムが搭載されています。以下の方法でiPhoneを使えばバッテリーの劣化を最小限に抑えることができるので、ぜひチェックしてみてください。

【1】ソフトウェアを最新の状態に保つ

Appleはバッテリーの性能や管理を最適化するために定期的にソフトウェアアップデートを行っています。最新のiOSに更新することで、バッテリーの寿命を最大限に引き出せます。

[iOSのバージョンを確認する方法]
1.[設定]から「一般」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「ソフトウェアアップデート」をタップ

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画像:筆者撮影

3.バージョンを確認

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画像:筆者撮影

【2】適切な温度環境で使用する

iPhoneは0°C~35°Cの環境で最適に動作します。35°Cを超える高温や0°C以下の低温環境での使用はバッテリーの性能を著しく低下させる可能性があります。

【2】過剰な熱を避ける

充電時に発生する過剰な熱はバッテリーにダメージを与える可能性があります。可能であれば、充電中にiPhoneケースを取り外すと良いでしょう。

【3】適切なバッテリー管理

iPhoneを長期間保管する場合、バッテリー残量を50%程度にしてから保管することが推奨されています。完全に放電した状態や満充電の状態で長期間放置することは避けてください。

【4】最適化されたバッテリー充電

iOS 13以降では、最適化されたバッテリー充電機能が搭載されています。これにより、iPhoneは充電パターンを学習し、80%を超える充電を必要なときまで遅延させることでバッテリーの劣化を防ぎます。

【5】低電力モードの利用

バッテリー残量が少なくなった場合に低電力モードを有効にすることで、消費電力を抑え、バッテリー持続時間を延ばすことができます。

[低電力モードに切り替える方法]
1.[設定]から「バッテリー」をタップ

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2.「低電力モード」をオンにする

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画像:筆者撮影

【7】画面の明るさやディスプレイ設定の調整

自動明るさ調整をオンにするか、手動で画面の明るさを下げることで、バッテリー消費を抑えることができます。

[明るさの自動調節機能をオンにする方法]
1.[設定]から「アクセシビリティ」をタップ

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2.「画面表示とテキストサイズ」をタップ

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画像:筆者撮影

3「明るさの自動調節」をオンにする

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画像:筆者撮影

また、OLEDディスプレイを搭載しているモデルでは、ダークモードを使用することでバッテリーの消費を抑えられます。

[ダークモードにする方法]
1.[設定]から「画面表示と明るさ」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「ダーク」を選択

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画像:筆者撮影

【8】不要な機能やサービスをオフにする

位置情報サービスを必要なアプリだけに限定することで、バッテリーの消耗を減らすことができます。設定をオフにしてしまうと位置情報サービス活用したアプリが使えなくなってしまうので、普段よく使用しているアプリだけをオンにしておくといいでしょう。

[位置情報サービスのオン・オフを切り替える方法]
1.[設定]から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

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2.「位置情報サービス」をタップ

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3.「常に」と表示されているアプリをタップ

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4.「このアプリを使用中」をタップ

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画像:筆者撮影

また、バックグラウンドでのアプリの更新を制限することも効果的です。iPhoneはアプリを使用していなくてもバックグラウンドでデータ通信を行ってしまうので、知らない間にバッテリーを消費します。「Wi-Fi」環境に限定してバッテリーの消費を抑えましょう。

[バックグラウンド更新をWi-Fiにする方法]
1.[設定]から「一般」をタップ

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2.「アプリのバックグラウンド更新」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「アプリのバックグラウンド更新」をタップ

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4.「Wi-Fi」を選択

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画像:筆者撮影

Apple公式がアナウンスしている情報だから安心

今回は、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法をご紹介しました。これらの方法を実践することで、iPhoneのバッテリー寿命を効果的に延ばすことができます。

「充電の減りが早くなったな…」と感じた方は、ぜひ試してみてくださいね。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。


出典:Apple(日本)公式「バッテリーパフォーマンスを最大化する」、「iPhoneのバッテリーとパフォーマンス

※画像はイメージです
※記事の内容は執筆時の情報です