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「意外すぎる」「そう来たか」松下洸平の“思わぬ結末”がSNSで話題 『9ボーダー』最終話が良すぎた...!

  • 2024.6.26

川口春奈が主演するTBSの金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜よる10時)第10話・最終回が6月21日に放送。家族や婚約者のいる神戸で生きていくことを電話で七苗(川口春奈)に告げたコウタロウこと芝田悠斗(松下洸平)。電話を切った後に、そんな彼のことが「大好きだった」と涙を流す七苗。このまま2人の関係は終わりを迎えてしまうのか?SNSでは「どうかハッピーエンドで」「気になってヤバい」など放送前から期待の声が多数寄せられていました。

悠斗が七苗たちの敵対相手に? 結婚がまさかの破談!

リニューアルするも集客が伸び悩む「おおば湯」。そして、コウタロウ/悠斗が働く会社のプロジェクトの一貫として、おおば湯周辺の再開発計画が持ち上がります。再開発事業に伴い、東京に出張に来ていたコウタロウと七苗はあつ子のバルで遭遇。SNSでも「このタイミングは気まずい」との声が…。悠斗として戻ってきたコウタロウに思わず突っかかった陽太(木戸大聖)に対して、敬語で問い詰める七苗。コウタロウとして接する陽太と、悠斗として接する七苗の複雑な思いが感じられる印象深いシーンです。

「おおば湯」の古い建物が幸いして、登録有形文化財に申請。プロジェクトの見直しが語られる中、残すべきもの、新しくなっていくものとの共存という糸口が見え始めました。

一方、婚約者の百合子は、「そばにいるのが、私でごめんね。そう思い続ける生活はやっぱり無理」とコウタロウ/悠斗に切り出したます。自分の知っている悠斗とは違うコウタロウに、百合子が自分の意志で破談を決意したのです。SNSでは「すごくすごく辛かったはずなのにかっこよすぎる」「絶対に幸せになってほしい」と百合子に対する反響も多数寄せられていました。

ありのままの自分でいられる幸せ、0でも1でもない答えを共に探していく幸せ

再開発をするかしないかだけではなく、共存していくという新しい選択。朔(井之脇海)のプロポーズを断った六月(木南晴夏)に七苗は、「答えって0か1かじゃないよ。答えは無限にあって、一番いい形を一生懸命考える。そういうのが大事」と、それぞれの幸せについて話します。「幸せってなに?」と考る六月。そんな2人に「(幸せは)私は私のままでいい。そう思えるってことじゃない?」とバルの店主・辻本あつ子(YOU)が諭すように伝えます。

幸せについて考えた、七苗、六月、八海、陽太。六月は、これまでの関係を保ちながら、一緒に答えを探していくことに。八海(畑芽育)のことが気になる陽太は、七苗と自分は親友であることを告げ、距離が縮まりました。最終回、登場人物が0か1ではない答えを探していくという多様的な結末に「今っぽい」といった声も!

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金曜ドラマ『9ボーダー』第10話より (C)TBS

そしてお互いに会うのを躊躇するも思い合うコウタロウ/悠斗と七苗は、初めて出会った川沿いの“あの場所”で再会。七苗の誕生日をお祝いするため、悠斗は七苗とおおば湯へ向かって歩きます。出会った場所から、悠斗と七苗として出会い直して始まって行く姿に「シビレる」「戻ってきてくれてありがとう」などSNSでもさまざまな声が寄せられました。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第10話より (C)TBS

「それぞれの幸せを見つけられて良かった」「最高だった」と3姉妹が“ありのまま”の自分で見つけた、自分たちなりの幸せの形にも賞賛の声が沸きました。ラストの七苗の誕生日ケーキをみんなで食べる笑顔満載のシーンは圧巻。じゃれあう八海と陽太、朔とビデオ通話をつなぎ会話をする六月、父・五郎(高橋克実)のケーキからイチゴをもらう九吾(齋藤潤)、そして2人で作ったマグカップを使うコウタロウと七苗…と見ている方も幸せな気分にさせられるかのようでした。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第10話より (C)TBS

放送終了後、3姉妹の幸せの形が見えた温かなエンディングにSNSでは「絶賛ロス中」「ロスすぎる」という声が続出。「その後が見たい」「後日談が気になる」と早くも続きを望む声も上がっています。一方で、最後まで記憶が戻らなかった最後に「意外すぎる」「そう来たか」という声も…。

さまざまな感想が溢れていますが、3姉妹のその後がどうなるのかとニヤケ顔で妄想してしまいそうなほど、心温まるエンディングでした。



番組概要:TBS系 金曜ドラマ『9ボーダー』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です