「何に見える？」あなたが“損しているところ”がわかる心理テスト

2024.8.27

あなたは身近な人を見ていて「そんなことを言ったら、損するだけなのに」と感じたことはありませんか？他人のことなら客観的に見ることができるので、すぐにわかるのですが、自分のこととなるとなかなかわからなかったりするものです。あなたもきっと、そういう部分を持っているのではないでしょうか。では、あなたが”損しているところ”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.セロハンテープ

2.アルファベットの「U」

3.イヤホン

4.イモムシ

1.セロハンテープに見えた人は「素直じゃないところ」

図形がセロハンテープに見えた人が損しているところは、素直じゃないところかもしれません。あなたは意固地になってしまい、素直な気持ちを伝えることができず、自分が思っている方向とは真逆の方向へ進んでしまうことがあるのではないでしょうか。素直になれない時があるようです。

このタイプの人は、頑固で粘り強いところがありそうです。根気良くコツコツ物事をこなせるのは良いところなのですが、反面、ひとつのことに固執してしまい、頑なな感じになってしまうことがあるのではないでしょうか。素直に気持ちを伝えれば、すぐ自分の思う方向に話が進むのに、素直になれなくなってしまうようです。

そして、後悔することも多いのではないでしょうか。素直になっておけば良かったと後から考えても、時すでに遅しということが結構ありそうです。そうならないためには、意固地になっている自分に気づいた時に、勇気を出して素直な気持ちを言葉にすることが必要でしょう。あなたのちょっとした勇気で、結果は大きく変わりそうです。

2.アルファベットの「U」に見えた人は「頭が固いところ」

図形がアルファベットの「U」に見えた人が損しているところは、頭が固いところかもしれません。あなたは常識的な人なのですが、融通を利かせることが難しく、いろいろなことを拒絶してしまいがちなのではないでしょうか。受け入れられない考え方がたくさんあるのかもしれません。

このタイプの人は、真面目で堅実なところがありそうです。あなたの中に、これが幸せの形であるという雛形があり、それに沿うように生きているのではないでしょうか。努力もしますし、つらくても逃げ出さない根性もありそうです。ただ、それを他人に対しても押しつけようとしてしまうところがあるのかもしれません。

その結果、あなたの常識にはまらない考えを持つ人を受け入れられず、否定してしまいがちかもしれません。いろいろな考えを知ることで、あなた自身の考え方や物事の捉え方が変わっていく可能性があるのに、それを消してしまっていそうです。フラットな気持ちで相手の考えも聞いてみると、少し理解できる部分も出てくるのではないでしょうか。

3.イヤホンに見えた人は「無愛想なところ」

図形がイヤホンに見えた人が損しているところは、無愛想なところかもしれません。あなたは誠実で思いやりもある人なのですが、あまり愛想がなく、笑顔を見せないため、良い印象を与えにくいのではないでしょうか。意味なく笑顔を振り撒くということに抵抗があるのかもしれません。

このタイプの人は、シャイで硬派なところがありそうです。優しく気遣いもできる人なのですが、いつもどこか表情が硬くなりがちかもしれません。心を許している相手に対しては、笑顔を見せることもありますが、それほど親しくない人に対しては真顔で接してしまうことが多いのではないでしょうか。

そのせいで、あなたの本質が見えず、なんとなくとっつきにくいとか気難しいなどネガティブな印象を持たれることがありそうです。親しくなる前に、距離を置かれてしまっては、あなたの良さが見えないままになってしまうでしょう。少し口角を上げるだけでも、柔和な印象に見えますし、相手も安心しやすいかもしれません。ちょっとした意識で、あなたへの印象が変わりそうです。

4.イモムシに見えた人は「はっきり気持ちを言わないところ」

図形がイモムシに見えた人が損しているところは、はっきり気持ちを言わないところかもしれません。あなたは周りから何かを聞かれても「どっちでも良いよ」などと言ってしまい、自分の気持ちを明言しないことが多いのではないでしょうか。そして後から「実はちょっとこっちは嫌だった」というような本音を漏らしたりし、相手を困らせてしまっていそうです。

このタイプの人は、引っ込み思案で気が弱いところがありそうです。自分の気持ちを他人に伝えるという時に、躊躇してしまいやすいのではないでしょうか。自分が気持ちを言ったことで、相手がどう思うか考えてしまうと、言葉が出てこなくなり相手に委ねるようなことを言ってしまっていそうです。

あなたの中には、はっきりとした気持ちはあるはずです。それを隠しきれれば良いのですが、どこかで不満を抱えたままになってしまいがちなのでしょう。後から本音を漏らすくらいなら、先に言った方が相手が助かります。なかなか勇気が出ないかもしれませんが、少しずつ気持ちを伝える練習をすれば、緊張せず伝えられるようになるのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。