「何に見える？」あなたは全力を出せる人？出せない人？【心理テスト】

2024.8.25

あなたは自分が全力を出した状態を体感したことがありますか？本当は全力を出しているのに「まだ自分は全力を出していない」と言い訳をしている人もいるかもしれません。中には、全力を出すことがカッコ悪いと思っている人もいそうです。でも全力を出せるのは、実は能力だったりするのではないでしょうか。では、あなたは全力を出せる人か？出せない人か？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.兵隊さんの帽子

2.消しゴム

3.懐中電灯

4.グラス

1.兵隊さんの帽子に見えた人は「全力を出せる人」

図形が兵隊さんの帽子に見えた人は、全力を出せる人かもしれません。むしろ力を抜くということができず、常に全力になってしまうところがあるのではないでしょうか。全力を出す部分を選ぶことなく、なんでも全力で頑張ってしまうことで、気持ちが疲れてしまうときもあるかもしれません。

このタイプの人は、真っ直ぐでストイックなところがありそうです。また不器用さもあり、エネルギーの出し方が10か0かになりがちなのではないでしょうか。やると決めたことは、最後まで全力でやり切りたいはずです。途中で力を抜いたりするのは本意ではなく、自分でも許せないのではないでしょうか。

ただ、やはり全力を出せる分、大きなことを成し遂げる力はありそうです。他の人よりも一生懸命に努力するでしょうし、真剣に取り組むはずです。確かに力を抜くことができないため、自分で自分を潰してしまう可能性はありますが、得るものは大きいのではないでしょうか。全力を出すところを選べるようになると、今よりも生きやすくはなりそうです。

2.消しゴムに見えた人は「やや全力を出せる人」

図形が消しゴムに見えた人は、やや全力を出せる人かもしれません。あなたは上手に力を抜くところは抜き、全力を出すべきところで、最大限力を発揮することができる人ではないでしょうか。全力を出すところを、うまく押さえているようです。効率のよい力の出し方ができているのではないでしょうか。

このタイプの人は、器用で計画性に長けたところがありそうです。だからこそ、何でもかんでも全力を出すようなことはせず、ポイントを押さえて全力を出す人ではないでしょうか。全力を出すと決めた部分以外は、少し力を抜くなど、うまく調整することができるようです。

全力を出すべきところでは、しっかり全力を出すため、大きなことを成し遂げることもありそうです。また、力を抜いてよい部分は、うまく抜いていくため、余力もあるのではないでしょうか。必要に応じて力の入れ具合をコントロールする賢さを持った人と言えるでしょう。

3.懐中電灯に見えた人は「全力を出せない人」

図形が懐中電灯に見えた人は、全力を出せない人かもしれません。あなたは全力を出して失敗した場合を考えてしまい、全力が出せなくなる人ではないでしょうか。その悔しさが受け入れられないため、全力をあえて出さないようにしているようです。それが、身についてしまい、今は全力を出そうとしても出せなくなっているのではないでしょうか。

このタイプの人は、慎重で臆病なところがありそうです。失敗しないようにすることばかり考えてしまい、難しいことなどには、あまり挑戦することはないのではないでしょうか。全力を出さなくてもできることはやりますが、全力を出さないとできないようなことは回避するようにしているのかもしれません。

全力を出さないことで、持っている能力よりも下のレベルのことしかできなくなってしまっているかもしれません。あなたなら、もっとできそうなのに、もったいないことをしていそうです。全力を出したのに失敗する自分を受け入れない限り、あなたは本来の能力を発揮できないまま生きていかなければならないのかもしれません。

4.グラスに見えた人は「あまり全力を出せない人」

図形がグラスに見えた人は、あまり全力を出せない人かもしれません。あなたは全力を出すことは少ないのですが、出しても「全力ではない」と言い訳することがありそうです。自分でも本当にそう思い込んでおり、全力ではないということを言い訳にしているのではないでしょうか。

このタイプの人は、理想家で体裁を気にしやすいところがありそうです。あなたの中で一番よいのは、全力を出さずに他人よりできる状態なのではないでしょうか。そういうところは、積極的に披露しようとしますが、全力を出してもうまくいかないリスクのあることは、できるだけ近づかないようにしていそうです。

それでも、やらなければならないときは「全力ではない」という言葉で予防線を張り、実は全力を出しているという感じになりがちなのではないでしょうか。全力を出している、それだけでカッコいいと感じる人もいるはずです。あなたの価値観では、認められないかもしれませんが、思っているほどカッコ悪くは思われないのではないでしょうか。むしろ全力ではないと言い訳する方がカッコ悪いと感じる人もいるかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。