月収3億から負債500億に転落した男→不動産王を襲った悲劇に「あ～怖い」「すごい怪しい」

銭を操り、銭に弄ばれ、銭に人生を捧げた人々とかまいたちがぶつかり合うABEMAのドキュメントバラエティ「ぜにいたち」。#3の放送回では500億円の負債を負った大川護郎さんに注目！不動産で大富豪となり、姫路のトランプと呼ばれるほどの男がなぜ転落したのかー？！

億を超える時計に27台の高級車！“姫路のトランプ”時代に迫る

負債500億をもつ男性に話を聞きに番組スタッフは、姫路へ向かう。待ち合わせ場所に現れたのは、約1,000万円のレクサスに乗った大川護郎さん。高級車を乗る大川さんに、早速、負債や車について質問する。

乗っている高級車は、大川さんの“支援者”の車だという。支援者とは、金銭面や生活面で支える協力する人たちのこと。自己破産により所持していた車も自宅もすべて差し押さえとなり、“自分のもの”はなく「何もない状態」と笑いを交えながら話す大川さんにスタジオの山内さんも「そんな感じに見えない」とコメント。

今ある自宅も支援者からのもので、負債を抱える前にお世話した人たちに逆にお世話になっているという。お金を失って、「悪い人がいなくなって、いい人が帰ってきてくれた」と話す大川さん。

「調子乗った時期」だという500億円の負債を負う前の話も…。所有する総物件数、約300棟5,000戸で、家賃収入だけで月に3億あったという。姫路の1%の物件をもつほど不動産が拡大し、大川さんは“姫路のトランプ”と呼ばれるように。

車は、24台所有しておりどれも高級車。「フェラーリとランボルギーニとロールスロイスは金色にした」「トランプさんも金色好きじゃないですか」「車くらいなら出来るかな」など桁違いのゼニ使いにスタジオも驚愕…！

さらに、億超えの腕時計を9～10本程度もち、サッカークラブのスポンサーになるなど、絵に描いたような豪遊エピソードを楽しそうに話してくれる大川さん。なぜ、500億の負債を抱えてしまったのかー？

当時の彼を知る支援者や友人は、「金持ったら勘違いする」「絶頂期は人を小馬鹿にしていた」と誰がみても調子にのっていたそう。それを聞いた大川さんは、「小馬鹿じゃない馬鹿にしとった」「俺の方が上やろと思って」と笑いながら当時を振り返る。

大川さんは数の多さにこだわりを持っており、物件数を増やすことに固執し爆買い戦略をしていたらしい。物件数は増えるが、家賃収入は減少し経営が悪化していく…。部下に経営を任せていたため、困窮する会社の状況をしっかりと把握できていなかったのだ。

「新しいものが好き」と言う大川さんは、会社の状況に気づくことなく芸能活動に力を入れはじめたそう。数々のメディアに出演しチヤホヤされることが心地よくのめり込んでいった。

負債500億を決定づけたのは、部下による裏切り。資金繰りの苦しさから逃れたかった部下が管理会社にそそのかされ、家賃収入をすべて奪われる手続きをされたという。「完全な詐欺」と話す非情な出来事に、山内さんも「いやいやいや、どうにかなるんちゃうの？」と信じられない様子。

大川さんにこれまで入っていた月3億の家賃収入のすべてを奪われ、返済の当てを奪われて物件や高級車を次々と差し押さえられてしまった。残されたのは500億円の負債だった。明るく話してきましたが「人間不信になってね」と寂しい背中を見せる大川さん。

「誰を信じていいかわからへんようになった」と言う大川さんですが、諦めずに新ビジネス「人を金持ちにするコンサル」をはじめているという。山内さんはこのビジネスについて「あ～怖い」「すごい怪しい」とコメントした。

『ぜにいたち』#3：“4年で100億!?”山内の目バキバキ＆借金500億の元大富豪
［配信日時］2021年11月8日
［出演者］MC：かまいたち
［番組URL］https://abema.tv/video/episode/90-1582_s1_p30

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