「あれはもうないな〜」元SMAP・香取慎吾、過去のラブシーンを振り返る→「監督がもう...」「（指示されて）やったことも」

「ABEMA（アベマ）」では、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さん3人による番組『ななにー 地下ABEMA』の#25を放送。
今回は、令和のハラスメント事情を徹底解剖！どこか他人事のように思っていても、今やハラスメントは家庭や職場、飲み会など日常生活すべてに潜んでいる…！？さまざまな◯◯ハラに派生し、令和は大ハラスメント時代。下の名前で呼ぶのもNG？文章の後ろに「。」を付けるのも？専門家の方々と一緒に世界の事情や乱立するハラスメントを徹底解剖しちゃいます！

「そもそも抱き合うってどういうこと？」新たな職種がすごすぎる…！

『ななにー 地下ABEMA』の#25では、令和のハラスメント事情を徹底解剖。近年、芸能界にもハラスメントが押し寄せているそう。具体的には、ラブシーンや暴力シーンでの“作り手の狙いと役者が演じられる範囲”のバランスが崩れてしまうことにあるといいます。

そのバランスを保つためにできた新たな職種が“インティマシー・コーディネーター”。2018年から世界中に広がり、日本でも2020年から取り入れられていますが、日本にはまだ数人しかいないんだそうです。今回は、インティマシー・コーディネーターの西山ももこさんにお話を伺うことに。

実際の業務内容としては「まず台本をもらいます、読みます」「そこで例えばト書き（登場人物の動作や行動を指示する部分のこと）で、『今日、AとB抱き合う』ってあるじゃないですか」とし、「でこれってそもそも抱き合うってどういうこと？」と、その動作が具体的にどのように行われるかの確認をすると、西山さんは言います。

ほかにも「一夜を明かす」と指示があれば、2人は性行為をするのか、しないのか。キスをするなら舌を入れるのか、入れないのか、というところまで全部明確にし、できる範囲で演出してもらうところまでサポートするんだそうです。

「聞いていた話と違う、みたいなことをなくすということですよね？」とキャイ～ン・天野さんが聞くと、「そうそうそう」と西山さん。台本は抽象的に書かれることが多く、細かい動きは現場ということもあるそうなので、ギャップがなくせるのはとても良いことですよね。

稲垣吾郎さんは「今まで俳優同士が（動きを）決めていたときもあった」「こうするよ、とか」と自身の体験談を告白しつつ、大変だったことから「入っていただくと我々にとってもありがたいですよね」と話しました。

西山さんいわく、制作側の人やマネージャーがこの役割を担ってしまうと、パワーがあり、役者が断りにくくなってしまうんだとか。「パワーを持っている人って、自分がパワーを持っていないと思いがちなんですけれども」「やはり絶対的なパワーがあって」とし、それによって役者が嫌だと言えない・言わないことで、ずっと傷になっていくことも珍しくないんだそうです。

「あのときはそんな風に思ってなかったけど」香取さんの告白にスタジオ驚き？！

一連の流れを黙って聞いていた香取慎吾さんは、今までのドラマの現場を思い起こしていたんだそう。「どうにか（相手役の人と）話そうとしても、話せないこといっぱいあるわ」と、動きについての確認がないまま撮影がスタートすることはザラにあったことを明かします。
「あのときはそんな風に思ってなかったけど、今聞いてると」「自分が関わってることもあれば、（指示されて）やったこともあれば」「自分じゃなくて現場にいて、『あれはもうないな～』（と思うこと）とか（あった）」と続けて話す香取さん。

「あるよね？」と草彅さん・稲垣さんに聞くと、「あるある」「確認取らないことが多かったよね」と同意。

「監督がもう…」「『いっちゃえよ』みたいな」と、当時の監督から実際にあった指示を告白。これにはスタジオメンバーも「え～！」と驚き。今の時代、実際にあったら大問題になる可能性も高い…？！

番組では、このあともさまざまな○○ハラについて調査！
自分はやってない？これはハラスメントだと感じる？など、家族や友達などと一緒に議論してみてください！

『ななにー 地下ABEMA』#25：あなたもやってるかも？令和のハラスメントSP
［配信日時］5月12日（日）夜8時～
［出演者］稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾 ほか
［番組URL］https://abema.tv/video/title/90-980
新進気鋭のクリエイターが稲垣さん、草彅さん、香取さんのためのオリジナル企画を用意。世の中の常識にとらわれない新企画を続々と行い、3人のまだ見たことのない一面を見出していきます。

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