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新幹線のモバイルオーダー 実際に注文して分かった“便利ポイント”

  • 2024.5.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

新幹線の中を巡回してきてくれるワゴン販売。来るとなんだか欲しくなってしまったり、なかなか欲しいタイミングで来なかったり、という経験はありませんか?

しろはんど(@shirohand_tyhs)さんが、X(旧Twitter)に新幹線で体験したサービスを投稿すると、その新しい形態に注目が集まっています。

いったいどんなサービスなのでしょうか?

その投稿が、こちら!

こちらは、スマホから食事や飲み物を注文できるサービスモバイルオーダーサービス」。

実は東海道新幹線のワゴンによる車内販売は、2023年10月で終了しています。新幹線に乗る前に、食事や飲み物を購入して持ち込む人が増え、利用者の削減のため廃止になりました。

モバイルオーダーサービスは、ワゴンによる車内販売に変わって2023年11月より導入。商品のラインナップは、お茶やコーヒー、アイスクリーム、スナックなどの定番商品に加え、食事やお酒、おつまみ、お土産といった商品もこれまで同様にラインアップしています。

こちらのサービスは、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」のグリーン車のみで受けられるサービスです。東海道新幹線「こだま」の全列車ではおこなっていません。

手元のスマホでパッと注文すると自分の席まで届けてくれるなんて、便利ですね!

ワゴンの車内販売は、注文のタイミングを逃してしまうことも多々…

投稿者さんに、詳しくお伺いしました!

---素敵なサービスですね。こちらを利用した感想を教えてください。

「二次元コードを読み込んで注文する手間はあるのですが、確実に頼んだ物を運んできていただけるので大変便利でした。またモバイルオーダーだと、相席の窓側からでも気兼ねなく注文できる点も便利でした」

---確かに、通路側の方のことを気にしなくて良いのは気が楽ですね。車内ワゴン販売で購入していた時との違いや、それぞれの良さなどもお伺いできると幸いです。

「ワゴン販売の時は来て欲しいタイミングでなかなか来なかったり、いざ来ても声をかけられずにパーサーが過ぎ去ってしまったりなど、なかなか注文することができませんでした。そのため、基本的には新しいモバイルオーダーシステムの方が良いと思います。ですが、ワゴン販売はワゴンに積む物をパーサーの裁量でおそらく調整することができ、その時々で売っているものが微妙に違う点が面白くて好きでした

---パーサーさんの腕の見せどころですね…!

「今回は、新大阪を通り越してJR西日本が運営する山陽新幹線区間まで乗車したのですが、山陽新幹線のグリーン車では、モバイルオーダーシステムではなく従来のワゴン販売していました。しかし、岡山を過ぎたあたりまでパーサーが来ることがなかったので、やはり総合的に見てモバイルオーダーサービスの方が良いと感じました(現在は、山陽新幹線でも普通車の車内販売は終了しています)」

---ワゴン販売は注文したい時に必ず来るとは限らず、タイミングが難しいですね。

ワゴンによる車内販売が無くなってしまったのは寂しいですが、スマホで注文できるので便利ですね。席を立たずに好きな時に好きなものを選べますし、他の乗客を気にして焦って注文する必要がありません。

グリーン車に乗る際は、是非このサービスを試してみてはいかがでしょうか。



取材協力:しろはんど(@shirohand_tyhs)さん