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優先席を譲った妊婦 40代男に言われた“棘のある言葉”に「腹たつ」「知ってほしい」

  • 2024.6.2
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

体の不自由な方や妊婦さんが優先的に座れる優先席。しかし、席を必要としている人がいるのに、「自分さえ良ければいい」と見て見ぬ振りをする人も一定数いるようです。

本記事では、「妊娠7ヶ月の時に乗った電車で体験した最悪の出来事」についてご紹介します。

大きなお腹で優先席に座っていると…

こちらのエピソードは、会社員の20代女性が教えてくれました。

 


半年ほど前、妊娠7ヶ月の時に実家に帰省するために乗った電車での出来事です。

いつもは夫の運転で車で帰るのですが、その日はどうしても夫の仕事が休めず、電車で帰省することになりました。自宅から実家までは乗り継ぎを含め4時間電車に乗るのですが、そのうちのひとつの電車は、1時間半乗りっぱなし。

私が乗った時は普通座席はほとんど空いておらず、優先席は空いていたので優先席の端に座りました。30分ほど乗って主要都市部の駅に近づき、優先席も含め満席。立っている人も多く見られるように。

すると、ある駅で松葉杖をついた40代くらいの男性が乗ってきて、優先席の前に立ちました。

私の横に座っているのは、男子学生、その隣はソシャゲをしている中年男性、向かいは60代くらいの女性たちでした。

松葉杖をついている男性は明らかに座りたいという感じで前に来ましたが、誰も席を譲らず…。

私も妊娠安定期とはいえ貧血で服薬していた身なので、できれば座っていたかったのですが、皆さん男性に気付いていないかのように無視して座り続けていたので、しかたなく「良かったらどうぞ」と席を譲りました。

するとその男性は、お礼ではなく「もっと早くどけよ」と一言。

これにはさすがに腹が立ちました。松葉杖の男性も、カバンのマタニティマークとお腹を見て私が妊婦であることはわかっているでしょうに…。

傍から見たら、妊婦の私も、妊娠しているだけだから立っていられるだろうと思われているのかなと思いました。

こんなことを言うと妊婦様とか言う人が出てきますが、望んで妊婦になったとしても、普通の人が風邪を引くのと同じように、つわりや体調不良の時はありますし、コントロールできるものではないことを知って欲しいです。

優先席は怪我や病気、妊婦や立っているのが辛い人が優先して座れる席だと思います。優先ではない席を譲れとは言いませんが、流石に優先席はそのような方が来たら譲って欲しいと思います。

譲られる側も、当たり前では無く感謝の気持ちを持って欲しいです。

こんな人が世の中にいるなんて…

席を譲ってあげたのに、男性の口から出てきたのは「もっと早くどけよ」という言葉。投稿者さんだって大きなお腹で立っているのは大変なのに、これはさすがにひどすぎます。

もっと多くの人が優先席の意味、そして妊娠やつわりの大変さを正しく理解する必要がありますね。



提供:会社員/20代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています