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銀行員が見抜く「絶対にお金を貸してはいけない人」の特徴3選

  • 2024.5.1

「お金を貸して」親しい友人や同僚からそうお願いされたら、お金を貸してしまう方もいるでしょう。しかし、その人はお金を返さない常習犯かもしれません。

実際に、お金の貸し借りが原因で信頼関係が崩れることは多々あります。

この記事では、元銀行員が、絶対にお金を貸してはいけない人の特徴をお伝えします。

どうしてもお金を貸さなければならないときにやっておくべきことも解説します。

■特徴1 ご飯で財布を忘れてくる人

「財布忘れたから支払っておいて」

ランチの会計時いつも財布を出さない人いませんか?

すぐにATMでお金を下ろしたり、PayPayなどの電子決済で支払ったりできるのにも関わらず、こちらが請求するまで「ごめん、忘れてた」と言うような人は要注意。

少額のお金のやり取りにこそ、人間性がにじみでるものなので、違和感を感じる人にはお金を貸さない方が賢明です。

■特徴2 服装にお金をかけすぎている人

服装などにお金をかけすぎている人も注意が必要です。特に「収入に対して支出が多すぎるのでは?」というレベルの人は、買い物中毒で自分をコントロールできなくなっている可能性もあるでしょう。お金を借りていて返さなければいけないと頭では分かっていても、自分を制御できない状態になっている可能性もあるので、「お金を貸して欲しい」と言われてもきっぱり断った方がいいでしょう。

■特徴3 断れない性格の人

誰かに何か頼まれたら、つい引き受けてしまう。そんな断れない性格の人も、意外とお金にルーズな可能性があります。例えば、お店でおすすめされた商品を断れず買ってしまったり、エステで高額コースの契約を結んでしまったりなど…。

断れない性格の人は出費・浪費が増えがちなので、どんなに優しくて良い人に感じても、お金を貸すのはやめておきましょう。

■貸す時にやっておくべきことは?

貸してはいけない人に該当しない知人や親戚にお金を貸す場合、やっておくべきことを紹介します。

●借用書の作成

友人間・同僚間であっても、お金の貸し借りをする場合には「借用書」を用意しましょう。口約束だと時間が経つにつれて曖昧になりますが、借用書があればお金の貸し借りがあったことを証明できます。

借用書には、金銭の貸し借りがあった日付、金額(漢数字)、貸主の名前、借主の住所と名前、返済期日や返済方法、「金銭を受領した」という事実を記載します。

法的に有効な書面にするために、借主の印鑑の押印も忘れずにしてください。なお、1万円以上の貸し借りの場合は、金額に応じた印紙を貼りましょう。

●第三者の立ち会い

親しい間柄でお金の貸し借りをする際には、借主・貸主の二者間で話を進めるケースが多いかもしれませんが、特に大きな金額の貸し借りの場合は、共通の知人や親戚など、第三者に立ち会ってもらうのが安心です。第三者立ち会いの元、借用書を作成しましょう。

■お金の切れ目は縁の切れ目。貸し借りは慎重に

親しい間柄なら、良い関係を壊さないためにも、できればお金の貸し借りは避けた方が良いです。しかし、どうしてもという場合は、第三者立ち会いの元、借用書を作成した上で貸し借りするようにしましょう。それでも、自己破産されてしまえば、お金の回収は難しいです。

「返済能力がある」「信用できる」と思える人だけにお金は貸すようにしましょう。くれぐれも、貸し借りで痛い思いをしないよう、気をつけてください。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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