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【フードホールで新旧名店を味わう】老舗「アカシア」から新進気鋭の「おいしいパスタ」まで!「五反田食堂」実食ルポ|五反田JPビルディング

  • 2024.5.1

2024年4月26日(金)に開業した大規模複合施設、「五反田JPビルディング」。その1階に位置するフードホール「五反田食堂」にはランチ・カフェ利用からお酒の席まで楽しめる、バラエティ豊かな11店舗が出店しています! 今回はその中から、ミシュラン掲載店「sio」が手掛ける「おいしいパスタ」と、1963年創業の老舗洋食屋「アカシア」を紹介。今話題の新しいお店から歴史ある老舗までそろう、充実の新グルメスポットの魅力をお伝えします。

グルメが集まる新スポット「五反田食堂」に注目!

2024年4月26日(金)にオープンする、「五反田JPビルディング」。五反田駅から徒歩5分の「ゆうぽうと」跡地に建つ地上20階・地下3階の施設には、オフィス・シェアオフィス・ホテル・ホール・フードホールと、多彩な施設が集合しています。

1階のフードホール「五反田食堂」には、東京初出店の飲食店から、五反田創業の名店まで11店舗が出店。コンセプトを「多様な人が気兼ねなく過ごせる五反田のマチの食堂」として、ランチの利用から夜のお酒まで使える、近年グルメの街として名をあげる“五反田ならではの味”が楽しめるスポットになっています。

その中から今回は、「おいしいパスタ」と「アカシア」をご紹介。どちらも人気店ですが、かたや関東初進出となる創業2周年、かたや新宿で創業61年の老舗と、五反田食堂のバラエティを代表するようなラインナップです。新旧の名店が同じフードホールでお店を構えていますよ。

また、今回の出店が「おいしいパスタ」は関東初進出の2店舗目、「アカシア」は5店舗目。こちらは両者の共通点として、人気ながらも既存の店舗数は多くありません。五反田食堂への出店を機に、より気軽にアクセスできるようになりますね!

もちもちのこだわり生パスタが絶品!「おいしいパスタ」

「おいしいパスタ」とは

東京・代々木上原のミシュラン掲載店「sio」が手掛けるパスタ専門店「おいしいパスタ」。福岡・博多天神の1号店は、さまざまなメディアで行列店として取り上げられるほどの人気です。

今回の五反田JPビルディングへの出店が2号店ということで、関東にも進出! 話題のお店を、東京でも味わうことができるようになりました。

お店の外観は明るくシンプル。「おいしいパスタ」と書かれたのれんが特徴的で、フードホールでよく目立ちます。カウンター席からは、厨房の様子ものぞくことができますよ。

「和風ガーリックカルボナーラ」を実食

9種類のメニューの中から、「和風ガーリックカルボナーラ」をチョイス。こちらは天神店で1番人気のメニューなのだとか。価格は税込1,210円です。

イタリア産グラナパダーノチーズと卵の濃厚なカルボナーラでありながら、鰹節の風味や、和風だしによって、やさしさのある味わいにまとまっています。さらに、ベーコンの塩味とガーリックによってパンチも加えられ、それらが混ざり合わさった新感覚。単に和風の味付のカルボナーラ、というだけではないおいしさです!

加えて、おいしいパスタのこだわりである、生パスタのもちもち具合もたまりません。

食べる際のポイントは、ボウル型のうつわで、もちもちのパスタにソースをしっかり絡めること。パスタとソースを一体にして味わえば、より一層おいしくいただけます。

カルボナーラでありながら、あまり重さを感じず飽きがこないのは、和風の味付けのおかげでしょうか。どんなアレンジされているのか、ほかのパスタも気になってしまいます!

また、パスタメニュー以外に、バケットやサラダの注文も可能ですよ。

ロールキャベツシチューだけじゃない!1963年創業の老舗「アカシア」

「アカシア」とは

続いて紹介するのは「アカシア」。高度経済成長期の1963年に新宿に創業した、洋食の名店です。

新宿本店・羽田空港第2ターミナル店・伊勢丹浦和店・姉妹店となるドイツ店(TOKYO ACACIA)に次いで、エリアでは初となる、五反田JPビルディングに出店しました。

アカシアといえば、ご飯との相性抜群の「ロールキャベツシチュー」が看板メニュー。ですが五反田JPビルディング店では、「極辛カレーライス」をおすすめしています!

実は新宿本店の常連さんの中には、ロールキャベツシチューではなくカレーをリピートする方も多いのだそう。今回の出店についてお伺いしたところ、これを機会にもっといろいろな方にアカシアのカレーを知ってほしい、とのことでした!

「極辛カレー」を実食!

メニュー名は「極辛カレー」ですが、実はそんなに辛いわけではないんです。"おいしい辛さ"を"極め"たくて「極辛」というネーミングなのだとか。

フタを取った瞬間、食欲をそそるスパイスの香りが広がります! 今回は、持ち帰りもしやすいプレートタイプの容器でいただきましたが、フードホール内のアカシア専用席を利用する場合はお皿での提供も可能になっていますよ。

少し赤みがあるルーには、ごろっとした骨付きの手羽元が2ピース入ってインパクト大。小麦不使用なので、スプーンですくってみると、さらさらとしたテクスチャです。

口にすると、本格的で複雑なスパイスの味わい。ピリッと辛いけれど、旨味をとても強く感じます! 確かに名前の通り激辛ではなく、絶妙にあとを引くスパイシー具合です。また、スープのベースとして、チキンと玉ねぎのコクが、スパイスの味わいにまとまりをもたらしている印象でした。

チキン手羽元はほろほろで、スプーンで簡単にほぐすことができました。カレーと合わせて口に運べば、白米がどんどん進みます! 箸休めのお漬物もうれしいところ。

いわゆる洋食屋さんのカレーとは一線を画す、インド風のスパイスカレーでした。まさに「極辛」な味は、リピーター続出も納得です。

極辛カレーの価格は税込1,000円。そのほか、名物のロールキャベツシチュー(ごはん付き、ロールキャベツ2貫で税込1,100円)はもちろん、極辛カレーとロールキャベツシチューのセットメニュー(税込1,600円)などもいただくことができますよ!

多彩な魅力のグルメスポット

フードホール「五反田食堂」は、今回紹介した「おいしいパスタ」「アカシア」以外も、五反田で創業し、予約3年待ちという超人気店「食堂とだか」が出店した「ここにもとだか」や、「五反田TOCビル」で長年親しまれてきた「東京五反田 食事処・志野」の移転オープンなど、注目のお店がたくさんあります!

こうした魅力的なグルメはもちろんのこと、店舗ごとの専用席と、ソファなどの共有の席がシームレスに配置されている空間づくりもポイント。シーンに合わせて各々の楽しみ方を見つけることができそうです。

また、五反田JPビルディングでは、五反田食堂だけでなく、高層階に位置するホテル「OMO5 東京五反田(おも) by 星野リゾート」でもグルメ巡りのアクティビティを楽しむことができますよ!

注目の飲食店から老舗の名店までが集まり「五反田ならではの味」を楽しめる五反田食堂、そして五反田JPビルディング。新たな東京のグルメスポットとして要チェックです。

五反田食堂

所在地:東京都品川区西五反田8丁目4-13 五反田JPビルディング1階

 

おいしいパスタ

電話番号:03-6420-0031

営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)/17:00~22:00(ラストオーダー21:30)土日祝は通し営業

 

アカシア

電話番号:03-6420-3787

営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー)

 

[All Photos by ぶんめい]

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

 

 

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