「立ち上がれない」床に倒れ込む夫⇒病院で急性腰痛症と診断。原因は夜にしていた動きで？

ある日、夕食を終えてゆっくり過ごしていると、夫の部屋から悲鳴が聞こえてきました。急いで駆けつけると「腰が痛くて立ち上がれない」と、夫が痛みに悶えていて……。

結婚して数年が経ったある晩、普段と変わらない日常を過ごしていた私たち。夕食を終えて、それぞれがリラックスするために過ごしていました。すると突然、「ぎゃあああ！」と悲鳴が聞こえてきたのです。私はびっくりして、急いで悲鳴が聞こえた部屋へ駆けつけると、夫が床に倒れていました。

「何が起きたの？！」と尋ねると、夫は「腰が痛くて立ち上がれない」と言います。緊急を要すると判断した私は、苦しそうにしている夫をすぐに病院へ連れて行きました。夜間診療で診てもらった結果、夫は急性の腰痛であることがわかりました。

診察のときに、医師から「急性の腰痛ですね。重い物を持ち上げたり、急に腰を捻ったりしましたか？」と聞かれた私たち。「あっ……」と思い当たる節がありました。

その日の夜、私がキッチンで料理をしている最中、リビングでテレビを観ていた夫が突然、興奮したような声で「見て、これすごいぞ！」と言ってきたのです。私は興味津々でリビングに行くと、そこにはなんと、バランスボールの上で奇妙なポーズをとっている夫の姿が。

「テレビでこれが腰痛予防にいいって言っていたんだ！」と言い、夫はテレビのエクササイズ番組に出演している人たちのまねをしていました。しかし、このバランスボールの上でおこなったポーズこそが腰の負担となり、急性の腰痛の原因だったのです。

その後、医師から「エクササイズは大事だけど無理は禁物ですよ。しばらく安静に過ごしてください」と言われ、私たち夫婦は恥ずかしくなりました。夫の無邪気な行動が引き起こしたトラブルは、今でもよく語り合う笑い話となりました。

著者／匿名
イラスト／sawawa

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室