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【レンチンでOK】超簡単なのに高級感♪「濃厚チーズタルト」に挑戦!ゼラチン無しで固めるには…加熱時間が肝

  • 2024.4.30

手作りケーキの中でも、チーズケーキは比較的簡単なので、よく作る筆者。さまざまなレシピで作ってきましたが、今回はYouTubeの料理チャンネル『くまの限界食堂』で見つけた「濃厚チーズタルト」に挑戦です。オーブンで焼かない、レアチーズケーキのような作り方ですが、チーズフィリングを電子レンジで加熱してから冷やし固めていましたよ。ゼラチン不要でも固まるのかしら?気になるのでさっそく作ってみよう!



YouTubeチャンネル『くまの限界食堂』は簡単アイデア料理が豊富!

「濃厚チーズタルト」を見つけたのは、YouTubeの料理チャンネル『くまの限界食堂』。チャンネル登録者数は122万人で、多くの方が注目している料理系のチャンネルです。

レシピ考案者である料理家・KUMAさんは男性。料理も食べることも大好きだと、概要欄に記載がありました。

今回作ってみる「濃厚チーズタルト」は、チーズフィリングをレンチンしてからタルト生地に流していました。一般的なレアチーズケーキの作り方とは少し異なるので興味津々♪一体どんな食感になるのか、気になります!

レンチン加熱がポイント!「濃厚チーズタルト」を作ってみた!



【材料】(直径15cmの丸型1個分)
ビスケット…100~120g ※お好きなビスケットで可
有塩バター…60~70g ※無塩バターでも可
クリームチーズ…100g
砂糖…45g
卵…1個
卵黄…1個分 ※なくても可
レモン汁…小さじ1 ※なくても可
バニラエッセンス…約10滴 ※なくても可
薄力粉…大さじ2
生クリーム…100ml

1. ポリ袋などにビスケットを入れ、麺棒などで粉状になるまで砕きます。



粉状に砕いたビスケットをタルト生地にします。今回は全粒粉を使った、甘さ控えめのビスケットを使用しました。

2. 耐熱容器に入れたバターを電子レンジ(600W)で30秒加熱して溶かし、粉状にしたビスケットに加えます。しっかりと混ぜたら、型に敷いて押し固めます。



溶かしバターを加え、粉状にしたビスケットにしっかりと含ませます。



動画ではアルミホイルを敷いたフライパンでビスケット生地を固めていましたが、今回は直径15cmのケーキ型にラップを敷いてからビスケットを敷き詰めました。ビスケットの上にラップを被せておくと、手を汚さずにビスケットを押し固められますよ。



タルト生地は、チーズフィリングを作っている間に冷蔵庫で冷やしておきます。

3. 耐熱容器にクリームチーズを入れます。電子レンジ(600W)で30秒加熱してやわらかくし、なめらかになるよう混ぜます。



電子レンジで短時間温めると、クリームチーズを混ぜやすくなりますよ。ダマがないよう、なめらかになるまで混ぜます。

4. 砂糖と卵を加えて混ぜます。レモン汁とバニラエッセンスも加え、さらに混ぜます。



砂糖を先に混ぜてから卵を混ぜてくださいね。レモン汁とバニラエッセンスを加えると、チーズフィリングの風味がよくなりますが、なくてもいいとのことです。

5. 薄力粉をふるって加えたらよく混ぜます。続いて生クリームを混ぜて卵黄を加え、さらに混ぜます。



薄力粉はダマにならないように、必ずふるって加えてくださいね。



生クリームを加えて混ぜると生地が緩くなりました。卵黄を加えると濃厚な味わいになるそう!ただし、なくてもいいとのことなので、お好みで加えてくださいね。

6. ラップを掛けて電子レンジ(600W)で90秒加熱し、素早く混ぜてダマをなくします。もう一度ラップを掛けて電子レンジ(600W)で30秒加熱し、1回目と同様に素早く混ぜます。



レアチーズケーキの場合はゼラチンを加えて冷やし固めますが、「濃厚チーズタルト」は、電子レンジ(600W)で90秒と30秒の2回加熱するのが、ポイントです。



画像は、レンジで1回加熱した状態です。ダマを潰しながら素早く混ぜて、もう一度電子レンジで加熱します。

2回目の加熱が終わったら艶が出てくるまでしっかりと混ぜ、もったりとした状態にします。卵を加えているので、余熱で火が入るとのことですが、緩いようなら15秒ずつ加熱して調整してくださいね。


7. 冷蔵庫で冷やした2のタルト生地の上に6のチーズフィリングを流し入れます。表面を平らにならしたら、ふんわりとラップを掛け、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。



タルト生地は冷蔵庫で30分ほど冷やしておいたら、しっかりと固まっていました。



3時間以上冷蔵庫で冷やし固めます。1日冷やした方が濃厚になると紹介されていたので、今回は1日冷やしました。
ところが…!!



翌日取り出して様子を見てみると…あら???
型を傾けると、チーズフィリングが流れる状態でした。

考えてみると、チーズフィリングの材料で固まる成分は卵だけ。どうやら電子レンジの加熱が足りなかったようです。レシピ通りに90秒と30秒加熱しましたが、プリンくらいのとろみ加減にしておかないと、冷やしても固まらないのでしょうね…。これは見極めが甘かった!



冷蔵しても固まらないので、今回は冷凍し、アイスケーキ風にしていただくことにします!

冷凍だとチーズアイスケーキ♪少し溶けるとなめらかなチーズタルトに♡



料理家・KUMAさん考案の「濃厚チーズタルト」が完成しました♪本来なら冷蔵で固まるようですが、今回は1日冷凍して、しっかりとチーズフィリングを固めました。



カットした「濃厚チーズタルト」をフォークですくってみると、凍っているので当然固めの手応え。
食べてみると、少しシャリッとしておいしいチーズアイスそのものです!!ビスケット生地は全粒粉ビスケットを使ったので、少しほろほろとした食感。タルト生地がそれほど甘くないので、チーズ風味をしっかりと味わえます♪

チーズフィリングが少しやわらかくなったところで食べてみると、とってもなめらかな口どけ!冷たさが半減したので、甘さをより感じます。冷蔵で固まっていたら、なめらかで甘いチーズタルトを味わえたことでしょう。

今回は加熱に失敗してしまいましたが、アイスケーキにアレンジしたことで、冷凍と半解凍、両方のおいしさを楽しめました。

卵の凝固を上手に利用すればゼラチン不要のレアチーズケーキに



YouTubeの料理チャンネル『くまの限界食堂』で見つけた「濃厚チーズタルト」は、ゼラチンを使わずに作れるアイデアレアチーズケーキでした。

このレシピは、チーズフィリングを電子レンジで加熱するのが最大のポイントです!
今回はチーズフィリングをもったりした状態になるまで加熱出来ておらず、冷蔵しても固まらない結果に。上手に作るためには、チーズフィリングをプリン程度の硬さにする必要があるように感じました。

ただ、固まらなかったということで今回は急きょ冷凍してアイスケーキにアレンジしましたが、冷凍しても、とてもおいしかったです。高級感のあるチーズアイスを食べているかのような味わいを楽しめました。

ゼラチン不要でレアチーズケーキを作りたい方はぜひ挑戦を!万が一、冷蔵しても固まらない場合は、冷凍すればアイスケーキとして楽しめますよ。

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