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リュウジ『お肉屋さんに負けないレベル』 肉汁がとめどなく溢れる【至高のメンチカツ】の秘密は…粉ゼラチン⁉

  • 2024.4.30

お肉屋さんの前を通り過ぎようとすると、グイッと引き戻される香ばしい揚げ物の匂い。見ればコロッケと…メンチカツ!安くておいしい庶民の味方ですよね。そのメンチカツを、料理研究家のリュウジさんが『お肉屋さんに負けない』レベルだと豪語する「至高シリーズ」で提案してきましたよ。小学生の頃、お肉屋さんで買って帰りながら頬張ったことを思い出しました。あぁ、今すぐ食べたい!作ろう♪




リュウジさんの「至高のメンチカツ」の材料と作り方

【材料】※2~3人分
・玉ねぎ…1/2個(100g目安)
・バター…10g
・合挽き肉…300g
・卵…1個
・パン粉…大さじ4
・水…大さじ2
・ウスターソース…小さじ2
・コンソメ(顆粒)…小さじ2/3
・粉ゼラチン…小さじ2
・ナツメグ…4振り
・塩…適量
・粗びき黒こしょう… 適量
・千切りキャベツ…適量



衣に薄力粉、卵、パン粉を適量(分量外)使用します。
玉ねぎはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:20分
1.玉ねぎを耐熱容器に入れ、真ん中にバターを乗せて600Wの電子レンジに2分半かけます。加熱が終わったら粗熱を取っておきます。



2.ボウルにひき肉を入れ、粗熱を取った玉ねぎを加えます。



3.卵、パン粉、水、ウスターソース、コンソメ、塩、黒こしょう、ナツメグ、粉ゼラチンを加えて、粘り気が出るまでよく混ぜます。



4.3の肉ダネを食べたい大きさにまとめて、バットに並べます。


※肉ダネが柔らかいようなら、冷蔵庫で冷やすとまとめやすくなります。

5.4の肉ダネに薄力粉をしっかりつけます。



6.5の薄力粉をつけた肉ダネ全体を、溶いた卵にくぐらせます。



7.パン粉を全面にまんべんなくつけます。


8.フライパンに油を1cmくらい入れて中火の弱火にかけ、7の肉ダネを入れて揚げます。



9.2~3分したら裏返し、もう片側もじっくり揚げます。



10.フライパンから取り出し、3分程度休ませます。



11.器に千切りキャベツを乗せ、10のメンチカツを乗せて出来上がりです。



揚げたてのメンチカツはとても素敵な茶色で、まさに誰かが言った「茶色は正義」という形容詞がぴったりです。箸を入れると肉汁がジュワっと流れ出してきますが、口に入れてもまだ肉汁があふれてきます。どれだけ肉汁が入ってるのかと思うほどですが、とんでもなくジューシーな上にコンソメやウスターソースの味が追ってくるので、もうこれだけでごちそうです。これは絶対に、白米です。試してみましたが、塩、ソース、からし、レモン、マヨネーズ、ケチャップと何でも合います。おそろしいほどに万能なメンチカツです。

「中をふわふわにしたいので玉ねぎは電子レンジで」とリュウジさんが説明していましたが、確かにこれなら余計な熱は入らずに済みますね。ハンバーグも同様ですが、玉ねぎを炒めるか炒めないか、みじん切りにするか粗みじん切りにするかで結構好みが分かれます。中には半分炒めて半分生でという人もいますが、ここは好きなようにしましょう。

メンチカツと言えば子供でも簡単に買えるおやつのような揚げ物ですが、お肉屋さんで買うとたっぷりラードの入った油で揚げてくれるので香ばしさと甘みがすごいのが特徴です。これはなかなか家では真似できませんが、逆に新しい油を使って揚げられるのは家庭だけですので、さらっとした揚げ具合を楽しみたいものです。このメンチカツ最大のポイントは粉ゼラチンを使っていることですが、この粉ゼラチンが肉汁を全部蓄えてくれるので、ジューシーに仕上がるということですね。

とてもおいしい、まさに至高のメンチカツですので、ぜひ作ってみてください!

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