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これって更年期?と感じたらまずお酒やカフェイン、添加物を控えてみて【オトナミューズ“女ホル部”】

  • 2024.4.29

女性ホルモンの変動と共に、日々うつろっていく私たちのからだ。ミューズ世代はそのバランスが崩れ始め、さまざまな不調を抱えがち。日々のコンディションを整えるためのご自愛ケアを、美容家・山本未奈子さんと一緒に考えてみました!

お酒、カフェインは 控えてみてもいいかも!

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コーヒー以外にも、緑茶や紅茶、ココアなどにも含まれ、知らず知らず摂り過ぎていることもあるカフェイン。覚醒作用があるため、交感神経が優位になり興奮&緊張モードに傾きやすく、ホルモンの分泌を調整する自律神経のバランスが乱れがちに。また、不安感が増したり不眠を招くことも。山本未奈子さんは「カフェインはまったく摂らなくなりました。眠りが浅くなるのでお酒も控えていて、付き合いで飲むときは1~2杯。更年期うつに苦しんだあの半年にはもう戻りたくない。今は健康が第一です」ときっぱり。

添加物の摂り過ぎにご用心。 血糖値の安定も心がけて

パンとサラダ。先に食べるのはどっち?

酸化防止剤や保存料など、食品の安全性を保っていたりする食品添加物。食を豊かにする美点がある半面、気になるのは過剰な摂取による危険性。「パッケージ裏面の原材料表示を確認して、できる限り摂らない選択をしています。あと、同じくらい意識しているのは血糖値の安定。パンや麺類、甘い飲み物などで糖分を摂り過ぎると、血糖値が急激に上がって、からだがダメージを受けてしまう。パンとサラダを食べるなら、パンよりもサラダが先!」とポイントが随所に。知識を身につけて賢く生きる術も学びたい!

食べ物のセレクトで 私が変わるという事実

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安定感のあるコンディションを手にした山本未奈子さんが痛感するのは、口にするものの重要性。「土壌の汚染が問題視され、野菜の栄養素も少なくなっているといわれる今、何を食べるかで今後の見通しが変わってくるはず。といって、あれもこれもとストイックに頑張るのは大変ですよね」。だから、一般的な食品よりも栄養価が突出して高いスーパーフードや、話題のサブスクサービスを頼れる味方に。「食べ物を変えると、体調だけでなくメンタルも本当に安定しますよ!」

そもそも…… 女性ホルモンってどんなものなの?

私たちのからだの中で、女性ホルモンの分泌量は静かに変化し始めているらしい。一体何なの? そして何が起きてるの?
一生で分泌されるのはたったティースプーン1杯分!?
都市伝説のように“ティースプーン1杯分しか一生のうちに分泌されないらしい!”と囁かれる女性ホルモンの量。事実、そのくらいごくごく少量で、私たちの心身に影響を与え続けています。残念ながら分泌量は自力で増やすことはできないけれど、ケア次第で減らさずキープすることが可能。
エストロゲンとプロゲステロン。女性ホルモンはこの2種類のこと
100種類以上のホルモンが分泌される中で、女性ホルモンと呼ばれるのは、卵巣から作り出される名コンビ、エストロゲンとプロゲステロン。エストロゲンは、月経終了後から排卵日にかけて比較的多く分泌され、美と健康の守り神的存在。プロゲステロンは、排卵日から月経開始前までに多く分泌され、妊娠を維持できるように働いています。この分泌量が減り始め、サイクルも乱れやすいのがミューズ世代!
35歳ごろを機に乱れながら降下していきます
女性ホルモンの分泌量は、月経と連動した毎月の波の他に、一生の波があります。思春期から性成熟期にかけて上昇して、35歳のプレ更年期から降下し始め、閉経に向けて微量に。全ての人に必ず訪れるこのビッグウェーブは、翻弄されることなく上手なケアで乗りこなしていく。これが我ら“女ホル部”の理想です。

Illust:AKIKO HIRAMATSU text:AKIKO NISHIMURA

otona MUSE 2024年5月号より

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