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「…怒ってる?」片付けがキッカケで夫婦の会話がゼロに→解決の糸口となったことは?

  • 2024.4.29

友人から「結婚してみなければ相手の本当の姿はわからないもの」と聞いたことがあります。私の場合もまさにそうでした。結婚前の夫は、話すことが大好きで誰とでも気軽に話せる人というイメージだったのですが……。

結婚後に知った夫の一面

私はひとり暮らしの期間が長く、ひと通り家事はやっていましたが、決して上手ではありませんでした。結婚してしばらくしたある日、夫から「棚の中がごちゃごちゃしているから片付けてほしい」とのお願いが。たしかに私の物で溢れていたため、私は1日かけて片付けることに。しかし、夫のイメージ通りではなかったようで、私が片付けた棚を見た夫から「もっとちゃんとできないの?」と言われてしまいました。

このことをキッカケに夫は不機嫌になってしまったようで……夫は一緒に晩ごはんを食べていても何もしゃべってくれなくなったのです。翌朝もひと言も口をきかずに仕事へ行きました。交際していた際はあまり喧嘩をすることがなかったのですが、まさか夫が「怒ると一切口をきかなくなる人」だとは思っておらず、私はビックリ。

私は片付けが苦手ということもあり、きれいにできなかったのは事実です。しかし、口も聞いてくれないほど怒ることなのか?とも思ってしまい……。

夫は仕事から帰宅しても口をきいてくれず不機嫌なモード。私から声をかけても不機嫌な顔を向けられるだけで……。そして嫌な空気のまま1日を終えることとなってしまったのです。

手紙に思いをしたためて

会話ができなければ、話し合うこともできず「夫婦としてこのままでいいのだろうか」と感じた私。そして、「どうしたら夫と会話ができるか」を考えた結果、夫に手紙を書いて渡すことにしました。

口を聞いてもらえず苦しい思いをしていること、結婚し夫婦になったからこそちゃんと言葉にし話し合って解決したいこと、私は不得意なことがたくさんある人間だけど、それでもあなたが好きだから一緒に暮らしたいこと。家事も今まで以上に努力するから、せめて朝の「おはよう」だけでも言ってほしい、という内容です。その手紙を、夫の机に置いておきました。

読んでくれるか不安でしたが、翌朝、夫がぎこちなくも「おはよう」と言ってくれてホッとしました。それからは少しずつ歩み寄って、何かあれば話し合って解決につなげられるように。この経験から、結婚し夫婦になったからこそ、自分が思っていることはどんなかたちででも伝えることの大切さを知りました。

著者/田中葉子
イラスト/マメ美

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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