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夫婦ふたりで暮らすのに最適な間取りは? 決め方やチェックポイントを解説

  • 2024.4.29
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結婚を機にスタートすることが多い、夫婦のふたり暮らし。物件を探し始める前には、お互いの価値観や生活リズム、希望をしっかりとすり合わせて、理想の住まいを見つけることが大切です。パートナーのことをよく理解しているつもりでも、一緒に暮らし始めることで、知らなかった一面が見えることも多々あります。今回は、夫婦ふたり暮らしにオススメの間取りや部屋の選び方について解説します。

まずはお互いの考えのすり合わせ

生活リズムや働き方
間取りを決める上で、朝型か夜型か、また家にいる時間が長いか、外出が多いのかなど、お互いの生活リズムをすり合わせることが大切。生活スタイルが違う場合は、個別で部屋を用意した方が睡眠を妨げずにすむほか、ストレスを感じにくくなります。また、最近はリモートワークをする人も多く、自宅に集中できるスペースが必要なケースも。

どんな暮らしがしたいか
希望の条件をすべてかなえる家を選ぶのは難しいもの。ふたりがどんな暮らしを大切にしたいのか、優先したい条件を話し合っておきましょう。たとえば、家で料理を作る機会が多ければキッチンの設備を優先したり、また夫婦であってもプライベートな空間が必要であれば、個室を設けた方がお互いストレスなく過ごせます。反対に、家にいるときは一緒に過ごしたい、何でも共有したいという夫婦であれば、部屋数が少ない間取りでも問題ないでしょう。

家族が増えた時のこと
新婚当初はふたり暮らしからスタートするカップルでも、いずれ子どもが生まれる可能性があります。将来子どもを持ちたいと考えているのであれば、子ども部屋が確保できるスペースがある間取り、または子ども部屋を考慮した部屋数の多い間取りがオススメ。将来の家族構成を見据えた上で、変化に対応できる間取りを選んでおくといいでしょう。

費用
家計の中でも大きな割合を占める住宅費。家賃だけでなく、共益費や駐車場代など諸経費も考慮した予算設定が必要です。予算があるからといって、住宅費にお金をかけすぎるのも考えもの。転職などにより給料が少なくなったり、出産や病気・けがで収入が減ってしまうこともあるかもしれません。生活の質を維持できる範囲で、無理のない支払い計画を立ててみましょう。

間取り以外でチェックすべき具体的なポイント

立地
通勤・通学にかかる時間、買い物の利便性、交通の便など、立地条件はとても重要です。自宅周辺の環境が気に入らなければ、いくら気に入った間取りでも、生活に不便で後悔してしまうことも。部屋を決める際は、実際に足を運び、街の雰囲気や騒音の有無、治安や交通アクセスなども確認しましょう。

家賃
理想的な条件の部屋が見つかったとしても、家賃が高すぎると住んでから後悔することになりかねません。 生活費全体の中で適正な比率を占める家賃を選ぶことが賢明です。参考までに、一般的な目安としては手取り収入の3分の1以内が無理のない範囲とされています。将来の収入変動も見据え、無理のない範囲で選びましょう。

物件
ふたり暮らしを始める段階では、賃貸物件を選ぶのが一般的です。賃貸の場合、アパ―トorマンションどちらがいいのか、また古い物件を選ぶ場合は築年数何年までなら選択肢に入るのか、すり合わせをしておきましょう。防犯を重視するならば、二階以上の物件を選んだり、家を空けることが多いふたりなら宅配ボックスありにするなど、快適な暮らしに必要な条件は抑えておくと安心です。

設備
キッチン、浴室、トイレの広さや新しさ、収納スペースなど、設備面での使い勝手もしっかりと確認を。特に、お風呂に追い炊き機能があるか、コンロの数が多いかどうかは、夫婦間でも揉めやすいポイントといえます。また、すでにペットを飼っている、またはこれから買う予定であれば、ペット可物件かどうかも重要です。防犯面が気になる場合はTVモニター付きのイヤホンのある物件を選んでおくといいでしょう。

夫婦ふたり暮らしならどの広さ? 間取り別メリット・デメリット

1LDK
広さは35~50平米程度の物件が一般的。キッチンとリビングが一体となっているため、家事の効率も良く、お互いの行動が把握しやすいでしょう。また、家賃が比較的安いのがメリット。結婚してからでも、結婚式の費用を計画的に貯めることができます。デメリットは、部屋が狭く収納スペースも少なめなこと。子どもが生まれると、ベビーベッドや育児用品なども増えるため、さらに手狭に感じることも。ただし、ふたり暮らしなら手頃な広さで、将来の家族計画次第でもあります。一人暮らしから新婚生活に移行するなら、1LDKから始めるのもオススメです。

2DK
ダイニングとキッチンのほか、2つの個室がある間取りが2DK。広さは40〜50平米程度が一般的です。2DKは、それぞれの個室を持てるのがメリットで、プライバシーを重視したい夫婦にオススメ。また個室があり、リモートワークもしやすい間取りといえます。デメリットは、築年数の多い物件が多く、リノベーションされていない部屋だと設備が古く使いづらい場合も。また、部屋の配置は物件によって異なるため、2部屋あるといっても小さな部屋が2つだったりするため、予定していた使い方ができないこともあります。一方で、広さがあっても比較的家賃相場が安い部屋が多い傾向なので、予算を抑えたいふたりにはピッタリといえます。

2LDK
リビング、ダイニング、キッチン、寝室が2つあるタイプで、広さは50〜70平米程度です。リビングダイニングがゆったりと確保できるのが特徴で、ふたりの生活に加えて、友人や家族を招いてホームパーティ、趣味の空間としても使えます。夫婦で個室を使い分けられるほか、1つを寝室、もう1つを仕事部屋や趣味の部屋に充てるなど、用途に合わせて使い分けられます。住空間と私用空間が完全に分かれているので、プライバシーを大切にしたい夫婦にはオススメの間取りです。

3LDK
リビング、ダイニング、キッチンに加えて個室が3つある広めの間取りで、広さは70平米以上が一般的です。将来子どもが欲しいと考えている新婚夫婦には最適で、子どもが生まれた場合も個室を子ども部屋に充てられ、子どもの成長に合わせて、子ども部屋や勉強部屋として使えて便利です。さらに、子どもがいても夫婦の時間をしっかり作れることもメリット。収納スペースが豊富で、将来親と同居する場合も対応できます。デメリットは、やはり家賃が高額になること。無理のない範囲で物件を選ぶようにしましょう。

新婚夫婦のふたり暮らしでは、お金の事情や将来の計画によって最適な間取りは異なります。狭すぎず広すぎず、余裕のある空間でふたりの時間を大切にできるのが理想ですね。夫婦でこれからの生活設計に合わせて間取りを選んでくださいね。

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