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【絹さやの保存】日持ちしないので冷凍一択!茹でたら重ねずに並べて冷凍庫へ♪解凍はお湯かけて♡

  • 2024.4.29

管理栄養士のともゆみです。料理の彩りとして大活躍する絹さやですが、一回に使う量が少なく、余りがちな野菜ですよね。あまり日持ちもしないので、食べられなくなってしまってはもったいない。そんな絹さやは冷凍すれば少量ずつ使えてとっても便利。詳しいやり方が「ニチレイフーズ」のホームページ内にのっていました。冷凍してもおいしく食べられるのか、試してみたいと思います。


冷凍食品メーカーの「ニチレイフーズ」のホームページ内にある「ほほえみごはん」のサイトは、「冷凍で食を豊かに」をコンセプトに、食材の冷凍や保存方法、簡単レシピなどを紹介しています。そこに絹さやの冷凍保存方法が記されています。

絹さやはあまり日持ちしない野菜で、冷蔵庫で保存しておくと2〜3日でしなっとしてしまいます。保存するなら冷蔵ではなく冷凍保存がおすすめです。冷凍方法は、生のまま冷凍すると食感が悪くなるため、下茹でして冷水でしめてから冷凍します。そうすることで食感をキープできます。

絹さやの冷凍保存方法を試してみた!

【冷凍方法】
1.スジとへたを取ります。ヘタの部分をつまみ、さやの直線側(豆が入っている方)に折り、そのままゆっくりと引っ張ってスジを取ります。



2.フライパンに1cmくらいの水を入れて、1%の塩をくわえて中火にかけます。200ml入れたので2gの塩を入れました。沸騰したら絹さやを入れ、1分強茹でます。



3.絹さやをザルにあげます。すぐに冷水に入れ、冷たくなるまで浸します。
※夏場は氷水を使用します。



4.絹さやが冷めたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。ラップを広げ、絹さやを重ならないように並べて包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。この方法で約1か月保存可能です。


【解凍方法】
料理の彩りに使う場合は、凍った状態の絹さやに熱湯をかけて解凍します。好みの大きさに切り、そのまま料理の彩りとして使います。
煮物などの加熱調理に使う場合は、調理の仕上がりに鍋の中へ凍ったままの絹さやをくわえ、1分ほど煮ます。

3日ほど冷凍した絹さやを冷凍庫から出し、凍った状態で熱湯をかけました。



斜めに半分に切って、かぼちゃの煮物にのせてみました。



絹さやの色も鮮やかで、食感も悪くないです。シャキシャキ感がありますね。少し水っぽくなるのと、絹さや独特の青臭さがなくなりますが、甘さや旨味はちゃんとあります。彩りに使うならこれで充分ですね。

絹さやの成分

えんどうの若いさやと豆を食用にするもので、さやが小さい品種を「絹さや」と呼びます。抗酸化作用や免疫力を高めるビタミンCが豊富に含まれているほか、β‐カロテンも多く、β‐カロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変換され、目や皮膚の粘膜を保護したり、薄暗いところで視力を保つ機能を助けます。また、ビタミンCとの相乗効果でコラーゲンの生成を促すため、皮膚や粘膜の健康を保ち、老化防止に役立ちます。

一度に少量しか使わない絹さやですが、冷凍しておくことで、さっと取り出して料理に彩りを与えてくれるので、冷凍庫にストックしておくことをおすすめします。ぜひ活用してみてくださいね。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ

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