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【ゴールデンウィークにも】北海道の穴場スポット!いま登るべき「標高500メートル×絶景」の山3選

  • 2024.4.28

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

いよいよゴールデンウイーク

長かった冬も終わり、札幌では4月18日に桜の開花の観測が発表されました。

アウトドアが大好きな私は毎日、天気予報とにらめっこして登山するチャンスを伺っています。
とはいえ、山の上にはまだまだ雪が…。
そこで今回は、4〜5月でもサクッと登れちゃう!標高500メートル程度の低い山に絞ってオススメをご紹介します。
低山といって、あなどってはいけませんよ。こんな景色が見られます。

Sitakke

どーん。高所が苦手な方は足がすくみそうですね。

この連載で数々の山を紹介してきましたが、今回の3つは全て「初出し」。
人もそこまで多くない「穴場」の山なので、読んだあなたはどうか内緒にしてください(笑)

①小樽市・赤岩山(標高370メートル)

Sitakke

小樽水族館の近く、祝津パノラマ展望台付近から登山がスタート。

赤岩山に登頂するまでに下赤岩山(標高278メートル)があり、そこまではなんと20分程度。
登るというより、歩いていたら到着するイメージです。

Sitakke

こちらが、下赤岩山の山頂付近の写真。
そこからさらに30分程度歩くと、赤岩山の山頂に到着します。

Sitakke

大きなベンチと見渡す限りの海。のんびりできる山頂でした。

そして、もっとスリルを味わいたい人向けですが…。
下赤岩山では「胎内巡り」も楽しめるルートもあります。

Sitakke
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「胎内めぐり」とは、仏様の胎内に見立てた道を通り、生まれ変わる瞬間を体験すること。
断崖絶壁、ゴツゴツした岩場の連続。ロープやハシゴを使って登るルートでした。

【詳細:一度死んで生まれ変わる?「胎内巡り」を経験できる「下赤岩山」】

② 壮瞥町・有珠山(標高737メートル)

Sitakke

「ロープウェイには乗ったことがある」という方も多いのではないでしょうか。
それだけではもったいない、登山も楽しいのです。
左に山、右に海、前には洞爺湖!四方八方に絶景が広がります。
1時間ほど歩くと、外輪山展望台(標高531メートル)に到着します。

Sitakke
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ロープウェイの展望台とは別の場所なので、あまり人もいません。

火口が目の前にそびえる広々としたスポットでは…

Sitakke

お手洗いやイス、机もあって、山ごはんを作るのにも、ぴったりの山でした。

【詳細:北海道・有珠山/ユネスコ認定「世界ジオパーク」の迫力をご覧あれ!自分の足で登ってこその絶景】

③余市町・尻場山(標高296メートル)

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山頂から少し奥に進むと、断崖絶壁の穴場スポットがあります。
急に登場する積丹ブルーに感動すること間違いなし。

この山も1時間程度で登頂できます。

Sitakke

海を見ながら歩けるルートと、山の中を通るルートがあり、行きと帰りで別の山のように楽しめるのもおすすめポイントです。

【詳細:足がすくむ絶景!積丹ブルーを断崖絶壁から望む「尻場山」】

3つの山の言いたいことは山々ですが

今、これらの山々をおすすめするのには理由があります。
標高が低い山は夏…とにかく虫がたくさんいるのです。入口から山頂まで付いてきます。ブンブンうるさいし、かまれると痛いです。
特に、今回紹介した3つの山は木々が生い茂っているし、水場が周りにあります…。

暑さで汗だくになりながら虫と戦う未来が見えるので、今の時期か、秋にいくことをおすすめします。
過ごしやすい気温で、吹く風は涼しい。新緑がきれいで、虫も少ない。この時期は最高ですよ。

とは言いつつ、山が好きなのに、虫が苦手で情けない…。いつか平気になる日が来るのでしょうか。
とりあえず今世紀中は難しそうです。

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介します。
初めて登山をする方は、まずはこちらの記事から:「初めて登山をするあなたへ」

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

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