塩昆布を水洗いして、少しやわらかくしてから挟むのがコツです。プロセスチーズやカマンベールを使った目からウロコの簡単つまみの数々を料理研究家の林幸子さんに教わりました。
■“カマンベール塩昆布挟み”のつくり方
切ったカマンベールチーズに塩昆布を挟んだシンプル料理だが、チーズと昆布それぞれの旨味成分が相乗効果となって複雑な味わいに。
一口食べて旨~いと叫びたくなる。ビール、ウイスキー、白ワイン、日本酒、芋焼酎など幅広い酒と楽しめるのも魅力だ。
◇材料 (6個分)
カマンベールチーズ:1個
塩昆布:12枚
万能ねぎ:適宜
(1)チーズに切り込みを入れる
カマンベールチーズを放射状に6等分に切り、それぞれ2カ所に深めに切り込みを入れる。塩昆布は水洗いして表面の塩を落とす。
(2)昆布を差し込む
濡らすことで昆布がやわらかくなる。チーズの切り込みに塩昆布を1枚ずつ差し込む。好みで万能ねぎを飾る。
――教える人
「林 幸子 料理研究家」
“グー先生”の愛称で親しまれる料理研究家。料理教室「アトリエ・グー」主宰。科学的な分析と確かな技術で、基本の料理から個性豊かな創作料理まで魅力的なレシピを次々と考案。
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。
文:山同敦子 写真:武井メグミ