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【板前歴20年の超ワザ】劇的なふわふわに⁉「卵液の黄金比」真似したら…【料亭の卵焼き】が焼けた♪

  • 2024.4.28

お弁当の定番、卵焼き。作るのが苦手な人ほど、「上手に巻けなくても味は変わらない」とか「卵焼きなんてどれも一緒!」なんて思っていませんか?でも、やっぱり家族に褒められる卵焼きが作れたら…と未練があるならYouTubeチャンネル『料亭スタイル』を視聴してみて。仕出し割烹しげよしの総料理長が、料亭の技をやさしく教えてくれていますよ。ふわふわで冷めてもおいしい卵焼きができるんですって。さっそくトライ♪


料理長が伝授!『料亭スタイル』の卵焼き

『料亭スタイル』は、「仕出し割烹 しげよし」の総料理長が出演し、料亭スタイルの技を教えてくれる料理チャンネルです。料亭の味が家庭で再現できるなんて素敵ですよね♪しかも今回紹介するのはお弁当でも大活躍の卵焼きレシピ!さっそく料亭の味に挑戦してみます♪

「卵液の黄金比」が成功の秘訣!冷めてもおいしい「料亭の卵焼き」の作り方



【材料】
水…大さじ3
マヨネーズ…大さじ1
卵…3つ
砂糖…ひとつまみ
しょうゆ…小さじ1

1. ボウルに水とマヨネーズを入れ、しっかりと混ぜ合わせます。



2. 別のボウルに卵を割り入れ、空気を含ませるようにしながらよく溶き、1と砂糖、しょうゆを加えさらによく混ぜます。



3. フライパンを強火にかけ、油(分量外)を引き、薄めに(1回で広がるくらいの量)2の卵液を流し込みます。



4. 泡を箸で潰しながら巻いていきます。最初は細めに巻くのがポイント!



5. さらにフライパンに油(分量外)を引き、2回目の卵液を入れます。1回目に巻いた卵焼きの下に卵液を入れないようにするのがポイント!フライパンに卵液を入れたらすぐに巻きます。



6. 1回巻いたら、卵液を奥に広げるように卵焼きをずらしていきます。これを専門用語で「しめる」というそうです。これ以上広がらない!というところまで、巻く→広げるを繰り返します。



7. 卵液がなくなるまで繰り返し、最後まで巻いたら出来上がりです♪


卵焼きが劇的においしくなった!

卵焼きにマヨネーズ⁉と疑いの気持ちがありましたが、水とマヨネーズがふわふわ卵焼きのポイントでした!動画で料理長が説明してくれていますが、マヨネーズの酢と油が卵のたんぱく質の結合を弱めてくれるらしいのです。しかも酢の働きで卵の色がきれいに見えるのだとか。実際に作ってみると、確かにいつもより卵の黄色が鮮やかに感じました。勉強になりますよね!それから大事なのが「強火」で一気に焼くことです。多少失敗しても「広げる」の工程でリカバリーできるので、勇気をもって強火で焼きましょう!

いつもの卵焼きとどう違うの⁉

違いが気になったので、いつも自分が作っている材料と手順で卵焼きを作ってみました。使った材料は卵3個、水大さじ2、砂糖大さじ1/2、塩ひとつまみ、白だし大さじ1です。全部まとめて混ぜ合わせて焼くだけのシンプルな作り方です。いつもおいしく食べていたので、そんなに違いがでるかな?と思っていたのですが、見た目から違いがくっきりでました!



右が自作の卵焼き、左が今回紹介した『料亭スタイル』レシピで作った卵焼き。右はしょうゆをいれていないので色がきれいに見えますが、なんと言っても「中」の違いが一目瞭然だと思いませんか?わたしが作った右の卵焼き、白身の部分がくっきり入っていますよね?いつもはそれほど気にしていなかったのですが、並べてみるとこんなに違うなんて驚きました!

食感も全く違います!左はとにかくふわふわ!切ったときからプルプルっとしていたので、そこから違いを感じます。均等に混ざっていて、口当たりがとってもなめらか!味わいもとってもやさしくて、これを食べたらもとの作り方には戻れないです!

しかも冷めてもそのふわふわ感が失われず、本当に冷めてもおいしかったです♪これならお弁当に入れたら大喜びされそう♡今回のレシピは砂糖としょうゆの味付けですが、アレンジしてもおいしいかもしれませんね。

家庭でできる料亭の味と技を、ぜひお試しください!

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