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高2息子「ゲームの専門学校行きたい!楽しそう!」【軽はずみな進路希望】に → 夫の出した答えは?

  • 2024.4.28

『子どもがゲームにハマってしまった』という人は少なくないはずです。これから大事な進路を決めなければいけないのに、子どもはゲームばかり。そんなとき、親としてあなたならどう対応しますか? これは筆者の友人・Sから聞いた親子のエピソードです。

画像: 高2息子「ゲームの専門学校行きたい!楽しそう!」【軽はずみな進路希望】に → 夫の出した答えは?

ゲーム好きの息子

私の息子は高校2年生。
中学の頃からオンラインゲームにハマり、最近では反抗期も重なっているのか、ろくに部屋からも出てこないでゲームばかりやっている状態です。

そろそろ進路についても話をしなければいけないと思い、ある日私と夫は息子をリビングに呼び出して話をすることにしました。
息子は夫にはあまり反抗をしなかったので、夫がきちんと話をすることになったのです。

息子の進路

夫は「お前は将来のことをちゃんと考えているのか? 進学するにしてもどんな学校へ行きたいのかわからなければ、親として学費の準備もできないぞ?」と話しました。
すると息子は「俺、e-sportsの専門学校へ行きたい。」と言い出したのです。

e-sportsの専門学校とはどんな学校なのかを聞くと
「e-sportsで活躍するプロゲーマーになりたい。強くなりたいんだよ!」と言いました。
まったく答えになっていません。

息子の回答に対し、夫は「じゃあ、そのe-sportsで活躍するプロゲーマーになるには、どんな勉強が必要なんだ?」と聞いても、息子は何も答えられませんでした。

夫の正論

息子はただ『ゲームがうまくなりたい』『強くなりたい』という思いだけで、進学先を勝手に決めていたようです。
夫は「お前が本当に将来プロゲーマーになりたいなら、別にそれでもいい。ただし、どんな学校でどんな勉強をしてどんな風に仕事にするのか、私たちに納得いく説得ができないのなら、e-sportsの学校への進学は認めない。」と息子に言いました。

息子はe-sports自体も少し聞きかじっただけで、実際にどんな学校があるのかすらも知りませんでした。
夫の正論に撃沈された息子は、ずっとうなだれていました。

結果

その日を境に、息子の反抗期は少し治まり、進学について3人で話をする機会が増えてきました。
夫の毅然とした態度と正論に、息子はぐうの音も出なかったようです。

息子は自分でいろいろと調べては、夫に相談をしています。
夫曰く「俺は別にあいつのやりたいことが決まっているなら、応援するつもりだよ。」とのこと。
男同士でお互いに納得ができる結論が出ると良いなぁと思っています。

今は職業の幅も広がっていますが、将来のことをきちんと見据えた進路選択をしてもらわないと、どうしても不安になってしまうのが親というもの。
とは言え、私も息子が自分で考えて決めた進路に対しては応援していくつもりです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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