休暇中に“ヘルプ要請”受けた介護福祉士　理由に読者「無理せずに」「すてきな関係」

介護福祉士の作者が休暇をとっていたときの出来事について描いた漫画「チェンジできないヘルパー」が、Instagramで1300以上のいいねを集めて話題となっています。

休暇をもらい、姑の入院に付き添っていた介護福祉士の作者。しかし、介護ステーションから急遽仕事のヘルプの連絡があり、「人手不足だから仕方ないか」と訪問介護業界の大変さを感じます。一方で、自分に来てほしいという利用者さんからの言葉もうれしく…。読者からは、「すてきな関係ですね！」「無理せずに」「きっと姑さんも『行っといで』と言ってくださいますよ」などの声が上がっています。

仕事のやりがいを実感

この漫画を描いたのは、介護福祉士で似顔絵クリエーターのゆらりゆうらさんです。Instagramやブログ「ヘルパーおかん ゆうらり日記」などで漫画を発表しています。ゆらりゆうらさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

ゆらりゆうらさん「『あなたでないと！』と利用者さまに言っていただけたことがきっかけです。介護の仕事は、誰にでもできる仕事ではなく、とても素晴らしい仕事です。それを伝えたくて描きました」

Q.この後すぐ、利用者さまのところへは行かれましたか。

ゆらりゆうらさん「行きました！喜んでいただけたのでとてもうれしかったです。利用者の皆さまのために、これまで以上に頑張ろうと思いました」

Q.介護福祉士として働く中で「やりがいを感じること」「大変だと思うこと」は何ですか。

ゆらりゆうらさん「やりがいを感じるのは、利用者様に『ありがとう』と言っていただける瞬間です。大変なことは、認知症の方の介護をする際に、予想外の動きをされることですね」

Q.入院されていた姑さんのご容体は、その後いかがでしょうか。

ゆらりゆうらさん「姑は、先日亡くなりました。お悔やみのコメントを、読者の皆さまからたくさん頂きました」

Q.漫画「チェンジできないヘルパー」について、どのような意見が寄せられていますか。

ゆらりゆうらさん「『すてきな関係ですね』『無理せずに』など、温かいコメントを頂きました。また、『利用者さまに合わせすぎるとしんどくなるよ』というアドバイスもありました」

オトナンサー編集部