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【京都穴場】東山トレイルコースにある『おみくじ』の祖を祀る青蓮院の飛地寺院「尊勝院」

  • 2024.4.26

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は東山区粟田口の山中、京都一周トレイルのコース上にある穴場寺院。おみくじの創始者を祀り、青蓮院の飛地寺院。

京都一周トレイルの途中にある『おみくじ』の祖の穴場寺院

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京都盆地を取り囲む山々で構成された山歩きコース『京都一周トレイル』。その中でも東山コースは、京都市内を一望でき、京都随一の観光名所・清水寺や知恩院、南禅寺などにもアクセスできるため、観光のついでに気軽に登山する人も多く人気のコース。

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この時も、ちょうど東山トレイルで知恩院裏山から下山中のコース上でとあるお寺に遭遇し、思いがけず知ることになった寺院『尊勝院』。天台宗寺院で、このすぐ近くにある青蓮院に属する飛地寺院。なので、青蓮院の門主が、住職を兼務されています。

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平安時代・保延年間(1135~1141年)陽範(ようはん)阿闍梨が比叡山横川に「尊勝坊」を開基。その後青蓮院三条白川坊の裏に移され、堂宇が建立され『尊勝院』と称されるように。

さらに応仁の乱で焼失した後、豊臣秀吉が本堂を再建したとも伝わり、大正4年(1915年)に寺地が現在地へ移転されましたが、建物は本堂のみが移されました。

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本堂では元三大師(良源)を御本尊とし、「元三大師堂」とも呼ばれています。また本堂は極彩色が施された桃山時代の趣を残す京都市文化財指定の建物。

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そして元三大師はおみくじの創始者であり、また別名『角大師』とも呼ばれています。

貞観二年(860年)、都で疫病が蔓延した際、大師は坐禅を組み骨ばかりの鬼の姿へと変貌。その姿を護符にし民家に配布。玄関にお札を貼ると、たちまち疫病は消え失せ、以来「角大師」の護符は疫病除けのお守りとして広く信仰されるようになり、京都でもよく玄関にお札を貼るお宅を見かけます。

また、境内では青面金剛(しょうめんこんごう)を祀り、京都三庚申の一つに数えられ、「不見、不聞、不言(みざる、きかざる、いわざる)」の三猿像もある庚申信仰の霊場。

この時、御朱印をいただこうとチャイムを押すも誰も応答なく、後で青蓮院門主と兼任されていることを知り、不在だったのかと。平安神宮の大鳥居も見え、なかなかのビュースポットでもあります。新緑美しいシーズンにお参りしたい穴場寺院ですね。

詳細情報

名称:尊勝院
場所:京都市東山区粟田口粟田山北町70
電話:075‐541‐4574
関連サイト:http://www.shorenin.com/ganzan/

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