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【川村壱馬の壱万字インタビュー後編】「みんなが美容で自己肯定感を上げて、幸せになってほしい」

  • 2024.4.26
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川村壱馬(THE RAMPAGE)

1997年1月7日生まれ。大阪府出身。ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのメンバーとして活躍するほか、俳優として多くの作品にも出演している。エステティシャンの母の影響で、小学生時代から洗顔&ローションのケアを開始。美容の知識も豊富で、自身の肌質に合わせた精鋭たちによるケアを日々行っている。
【Instagram】rmpg_kazuma_kawamura

コンプレックスから自由になれる。美容の恩恵を日々、感じています

【川村壱馬の壱万字インタビュー後編】「みんなが美容で自己肯定感を上げて、幸せになってほしい」

──スキンケアデビューはなんと小学生。これまでのVOCEの記事でも、美のプロ顔負けの愛用アイテムの数々やスキンケアルーティン、ステージでのメイクのこだわりについて披露してくれた。そんな生粋の美容通である彼が今、注目していることとは?

川村壱馬さん(以下川村)「僕の母は昔からすごく美容に詳しくて、僕がVOCEさんに注目していただいたり、美容についていろいろと語らせていただけるのも小さい頃から母にいろいろと教わってきたから。それに“美容は裏切らない”ということを身をもって教えてくれたのも母。息子の僕が言うのはちょっと照れくさいのですが、長年まじめに美容をやってきた母は、めちゃくちゃ若く見えるんです(笑)。マイナス20……、いや25歳くらいは若く見えるかな。

だからこれを読んでる皆さんは、ぜひ美容を信じてほしい! やればやっただけ、応えてもらえて、結果が出るのが美容なんです。ただ最近、健康あってこその美容なんだなと思う出来事がありまして、インナービューティにも興味が湧いていろいろと勉強中です」

──健康あってこその美容と思うに至ったのには、ある理由があった。

川村「実は少し前に母が体調を崩したんです。それもけっこう深刻なレベルだったんですよね。あ、今はもうすっかり元気なのでご安心を! だけど当時は毎日しんどそうで、本当に心配で……。早くよくなってほしくて、いろんなことを勉強しました。その中で、インナービューティの大切さに目覚めたんですよね。やっぱり、肌も外側からのケアだけじゃ本当にキレイにはなれないことにも気がついて……。

そんな経験を経て、最近僕が気にしているのは、まずは添加物について。食品のパッケージの裏とか、ちゃんと見るようになりました。特に甘いモノに関しては、人工甘味料はなるべく避けるようにしています。あと、調理器具のアルミが良くないらしいと聞いたので、フライパンとか鍋も買い換えました。まな板もプラスティックのものから、木製に買い換えました。そのうえで、サプリで栄養を補填しています。ビタミン系はやっぱり食事だけでは摂りきれないので、朝晩きちんと摂る。

こんなふうに言うとめちゃくちゃ神経質になってるって思われそうだけど、実はそこまでではないですけどね。外食もするし、今日みたいな撮影などで用意していただくものはめっちゃありがたくいただくし、ジャンクフードもときには食べますよ。実は昨日も仕事が終わるのは遅くて、疲れのせいか無性にジャンクなものがほしくなって、深夜にカップ焼きそばの激辛を食べちゃいました(笑)。さすがにむくむかな〜と少し心配だったのですが、意外と大丈夫でホッとしました。食事制限ってあんまりギスギスするとストレスになっちゃうから、今はこれくらいゆるく頑張るくらいがちょうどいいのかもしれません。それにね、僕ってすごい健康体なんですよ。デビューして以来、体調崩したのも2回くらいなんです」

【川村壱馬の壱万字インタビュー後編】「みんなが美容で自己肯定感を上げて、幸せになってほしい」

──食事に関してときにやんちゃしつつも、ステージに立つ人間として、メンテナンスは欠かさない。肌や髪だけでなく、体型管理もまた、彼が重要視している美容のひとつ。

川村「実は、割と太りやすいタイプなんです。そして、食欲もえぐいです。食べようと思ったら、がっつりしたものでも何でも無限に食べられちゃいますからね(笑)。小学生のころはもっと、ふっくらとしてましたよ。特に顔が丸かった。大人になったことでだんだんと顔の肉は減ってきたような気がするけれど、油断するとすぐに体重自体は増えますね。

ただ、メイクさんにも最近言われたのですが、骨格的に顔にはあんまり肉がつかないタイプみたいで。そのせいか、ダイエットとか全然してないのに『最近、痩せすぎなんじゃない?』なんて、言われちゃうことがあって、そんなんじゃないのにっていつも思ってます。ホント、健康体なんですよ! 心配しないでくださいね! 実は8年くらい前に、ガチめの糖質抜きダイエットで体質改善をしたことがあるのですが、それが成功して以来、困るほど体重が増えるってことはなくなりました。

仕事の種類によって、そのときどきでベストな状態に整えるのですが、昨年末に食事を極端に制限するダイエットでぶっ倒れるという大失敗してしまったんです。なので、ちゃんと食べつつ調整をするのがベストだなと気づきました。最近では16時間ダイエットがよかったですね。時間さえ守れば割となんでも食べれるし、神経質にならずに済むから、ストレスも少ないし。これが続けられるんじゃないかなって思っています」

──以前、VOCE本誌にてそのパーフェクトなボディを披露し、大きな話題となった。今もあの肉体美はキープできている?

川村「できてるんじゃないかなと思っています。頻繁にジムに行ったりはしていないけど、自宅でできるトレーニングをコツコツ続けています。自重を利用したトレーニングとか、腹筋ローラーとかね。サボらずやると、けっこう効くんですよ! 理想は細すぎず、デカすぎないカラダ。バランスの良いフォルムを研究しています。自分のカラダで好きなのは、背中ですね。細く見えがちなのですが、(突然、シャツを脱いで背中を見せて)意外とたくましいでしょ? またVOCEで披露できるように頑張ります(笑)」

──美容についてインタビューすると、たびたび“自分にはコンプレックスが多い”と語る彼。その恵まれたルックスのいったいどこにコンプレックスになるような部分が?

川村「昔から、コンプレックスの多いタイプなんです。小さなことから、大きなことまでめちゃくちゃありますよ。もちろん、それで自分のことが嫌いになってるってわけではないです。ちゃんと、ポジティブです。これってもともとの性格に加えて、美容好きってことが大きいと思ってます。美容って、自分自身をよりよい方向に変えられるじゃないですか。肌が多少弱くてニキビができやすかったりしても、自分に合ったスキンケアを見つけることで少しずつキレイになっていけたり、顔のパーツを“こうだったらいいな”という状態に整えられたり。

なにより、自分をちゃんと労ってあげているという自負が、自己肯定感を上げてくれると思うんですよね。メイクの話をさせてもらったときにも言ったけど、それをバカにしたり、否定してくる奴のことなんて無視すればいい。みんなでそれを貫けたら、こっちがスタンダードになるしね。Mattさんとか見てるといつも“カッコいいな!”って思うんですよ。常識にとらわれてなくて、めちゃくちゃ自由で。つまらない常識をもっともっと壊していってほしいし、自分自身もそうでありたいですね」

“許し”を覚えたことで優しくなれた気がする

【川村壱馬の壱万字インタビュー後編】「みんなが美容で自己肯定感を上げて、幸せになってほしい」

──現在27歳。男っぽい魅力は以前と変わらないが、最近、まとう空気が少し柔らかくなったと言われることがあるそう。

川村「以前の僕は、自分の中に確固たる正義があって、それに反することを受け入れたり、許すことがなかなか難しかったんです。口調も多分、今よりもっとキツかったと思う。今でも正義感の強いところは変わっていないし、融通が利かないところもまだまだあるんだけど、最近“とりあえず、許す”ってことを覚えました。人ってそれぞれ、いろんな考え方とか、事情があるってことを理解しようとは思っていて。

あとは、伝え方ですね。同じことでもどんなふうに伝えるかで、だいぶ印象って変わるじゃないですか。相手がどう感じるか?を考えつつ、自分の思いもしっかり伝える。そうすることで、僕がその人との関係を大事に思ってるってことをわかってもらえて、より関係が深くなれるのかなって。身近な人に対して、特にそうしようと最近は意識していて。以前の僕だったら、強い口調で責めてしまうような場面でも、一旦冷静になって考えて、言葉を選んで、柔らかく伝えるようになりました。

例えるなら、苦〜いブラックコーヒーをプリンくらいまで甘くするイメージ。そのままだったら『苦っ!!』ってなっちゃうところを、甘くすることで受け入れやすくする。手間はかかるし、めんどくさいんですけど、それでうまいこと伝わったら結果的にはお互いが幸せになれますしね」

──メンバーをはじめ、仕事で関わる人たちをとことん大事にするところも、彼の魅力のひとつだ。今回の撮影&インタビューが行われた日は、偶然彼と仲の良いマネージャーの最終出社日に重なっていた。朝早くから撮影だったのにもかかわらず、こっそりプレゼントを用意していた。それはとあるハイブランドのローファー。

川村「すごくお世話になったし、いろんな思い出を共有してくれた人なんでね。喜ばせたかったんですよ。以前、一緒に立ち寄ったお店で『お、これカッコいいなぁ!』って話しているのをこっそり覚えておいて、足のサイズもさりげなく聞き出して、スマホにメモっておいたんです。思いのほか包みがデカくなっちゃったんで、今日はバレないかちょっぴりドキドキしました。

こんなふうに誰かを喜ばせること、すごい好きですね。僕って恋愛面だけじゃなく、周りにいる人全員への愛が濃ゆいタイプなのかも知れません。メンバーとかには、誕生日プレゼントだけでなく、買い物とかしてて欲しいって言ってたものを見つけたりすると、サプライズでプレゼントすることもありますね。それで喜んでくれたら、逆に僕自身がめちゃくちゃうれしくなっちゃいます」

夢は大きく、野望は熱く、とことん上を目指したい

【川村壱馬の壱万字インタビュー後編】「みんなが美容で自己肯定感を上げて、幸せになってほしい」

──THE RAMPAGEの一員として、そして一人のアーティストとして。5年後、10年後はどうなっていきたい?

川村「ありがたいことに、これまでもいろんな刺激的で魅力的なお仕事をさせていただきました。現場に不満はないし、今のままで安定を望むのも悪くないけど、この世界に入ったからにはとことん上を目指したいって気持ちが強いです。今って、僕たち以外にもいろんなボーイズグループがいるじゃないですか。日本だけでなく、世界にたくさん。だからこそ、“僕たちじゃなければ”という唯一無二な存在を目指したい。

いつもどうやったらそれが実現できるのかを考えてますね。スキルやセンスをメンバー全員が磨き抜くのはもちろんですが、それ以外にも今までの芸能界の固定観念、特にこうしなければ売れないっていうものをぶっ壊すことも必要なのかなって思っているんです。それって自分達のためだけではなく、THE RAMPAGEがそんなふうに成功を掴むことで、その姿をこれから出てくるアーティストに見せることで、みんなの希望になれるんじゃないかなと思うんです」

──彼の考えるアーティストとしての成功とは。

川村「何万人も収容できるデッカい会場でライブをしたいとか、ファンの総数をとことん増やしたい! とか、CDの売り上げをこれだけ伸ばしたい! とか。実は数字に関してのこだわりはそこまでないんです。大事なことだとはわかっています。だけどね、そういった数字ってパフォーマンスで多くの人を魅了することで、自ずと実現できちゃうと思うんですよ。

また、グループとしてだけじゃなく、川村壱馬としての個人活動もこれからは頑張っていきたいですね。今も雑誌の撮影、ドラマや映画などの演技のお仕事をやらせていただいていますが、もっともっと広げていきたい。自分の言葉を、音楽をもっともっと伝えていきたいという野望もあります。エンタテインメントとして大好きな漫画とかゲームとか、そういった分野にも、なんらかの形で関われていけたら最高ですね。

もちろん、引き続き美容も頑張りますよ。僕が頑張ることで、今悩んでいる人、最初の一歩がなかなか踏み出せない人、勇気を持ちたい人、癒やされたい人。いろんな人が人生を勇気を持って生き抜く手助けができたらいいなって思うんです。それら全部を叶えるのが、僕が望む成功、かな」

──2時間以上にも及ぶ長丁場のインタビューの間中、ひとつひとつの質問に対して、言葉を丁寧に選びながら語ってくれた川村さん。不器用なほどまっすぐで、熱くて、ピュア。そんな彼だからこそ、つくり出す音楽が、言葉が、そして美容への向き合い方が、ファンのみならず多くの人々の希望となっていくに違いない。

VOCEウェブサイトで、川村壱馬さんを大特集中!

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撮影/岩谷優一(vale.) ヘアメイク/oya(KIND) スタイリング/庄将司 取材・文/中川知春

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