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発想がスゴイ…じゃがいもをマルっと包む「ロールキャベツ」作ってみた!お肉は別で煮込むの!?【農家直伝】

  • 2024.4.27

味が染みた柔らかいキャベツを楽しめる「ロールキャベツ」は、冬が終わっても食べたい鉄板レシピですね。でも、ひき肉や刻んだ玉ねぎ、にんじんなどを具にするのは飽きてきたな…と思っていたら、埼玉県の農家に変わったレシピを教わりました。なんと肉だねの代わりに、じゃがいもをひとつ丸ごとゴロンと包むんですって。しかも、お肉は別にして煮込むとか。えええ、そんなのあり⁉それはロールキャベツなの?とビックリですが、お味を確かめるべくチャレンジしたいと思います♪


牛肉とのコンビが最強♡「ポテトのロールキャベツ」



材料(4人分)
キャベツの葉(大)…8枚
じゃがいも(小)…8個
牛こま切れ肉…200g
トマトの水煮缶…1缶
お湯…100ml
ブイヨン(固形)…2個
砂糖…小さじ1
塩・こしょう…各少々

※牛こま切れ肉は、バラ切り落としを使用しました。
※キャベツは、サボイキャベツという品種と普通のものを両方使いました。もちろん、全部普通のキャベツで作っても可。
※じゃがいもは7個しか写っていませんが、8個使用しています。

作り方
1.じゃがいもは、皮を剥いて茹でる。



小さめ8個を用意しました(ふぞろい規格で購入したので品種は分からず…)。
わたしは竹串がなんとか通るぐらいに茹でましたが、固さはお好みで。

2.じゃがいもの茹で汁で、キャベツをさっと茹でる。



キャベツの芯は、後で巻きやすいように薄くそいでおきます。



3.じゃがいもをキャベツでしっかり包み、巻き終わりを下にして鍋に入れる。



柔らかい肉だねに比べると、ゴツゴツしたじゃがいもは安定感がなく包みにくかったですが…なんとか巻けました!崩れませんように…。

煮込む際にロールキャベツがあまり動かないように、ジャストサイズのお鍋やフライパンを選びましょう。

4.ボウルにお湯を入れブイヨン、砂糖を入れてほぐし、3の鍋に入れる。



5.トマトの水煮をつぶしながら、4に加え火にかける。



6.5がぐつぐつしてきたら塩、こしょうをした牛肉を入れて10分くらい煮る。



ジャストサイズのお鍋を選んだので、あれ、これお肉を入れるスペースがあるかな(笑)と思ったのですが…、
すき間になんとかお肉をムギュムギュ押し込むことが出来ました!

最初は足りるかなと思った水分も、キャベツからじわじわ出てきましたよ♪


じゃがいもに巻いたキャベツも崩れずに、出来上がりました!



見ためは、とってもボリューミー♡クタッとしたキャベツがおいしそう〜。
家族も食卓についた途端、そのボリューム感におおおっ!と。

さっそく、いただいてみたいと思います!

コク旨スープや牛肉と一緒に食べると満足感100%♪



キャベツを切ったとたん、じゃがいも、ゴロ〜ン♡

分かっていても、中から出てくるとうれしい。じゃがいも好きな娘、大喜びです。いつものロールキャベツより反応いいわ〜(笑)。おでんに入ってる餅巾着のようなお楽しみ感!旨味がしっかり染み込んだキャベツも最高ですね。

じゃがいもとキャベツを煮込んでいるので、ポトフにちょっと近いのかな?なんて想像していましたが、違いましたね。牛肉にトマト系の味付けなので、どちらかというとビーフストロガノフ寄りな感じ。でも野菜も入っているので、肉感が軽めに仕上がっています。



いつものひき肉を使ったロールキャベツに比べて、じゃがいも&牛こま切れ肉なので食べ応えも抜群!
煮込む時間が短めなので、じゃがいも自体に味はそれほど染み込んでいませんが、コク旨なスープや牛肉と食べると、満足感バッチリ。

ロールキャベツはお肉が定番でしょ〜と最初は思っていたんですが、じゃがいもバージョン、娘はもちろん夫も、定番のものよりいいよ!と大好評でした。じゃがいも、やっぱり最強。ロールキャベツの新しい扉を開きました♪

じゃがいもの茹で加減はお好みで



わが家は下茹での際に、竹串がなんとか通るぐらいの硬さにしたのですが、ロールキャベツを煮込む時間は10分なので、思ったよりちょっと硬めの仕上がりになりました。じゃがいもの茹で加減は、お好みで調整してくださいね。

じゃがいもの下準備や包む作業があるので、作る手間はいつものロールキャベツとそれほど変わらないような気がします。農家さんによると、じゃがいもは、おでんの残りを使ってもおいしいそうですよ。

サボイキャベツ、初めて料理してみた♡



いつものスーパーに小さめのキャベツしかなかったため、大きなものを求めJAの農産物直売所へ。そうしたら、「サボイキャベツ」という品種のキャベツがたくさん!しかも値段もお手ごろ!(普通はけっこう高いんですよね…)

買おうか迷っていたら、なんと目の前に農家の方が。「30分前にぐらいに収穫したんですよ〜。おすすめです、ぜひ!」と声をかけられたら、試さないわけにはいきません(笑)。


初めてのサボイキャベツ、旨味も濃厚で感動!

「サボイキャベツ」は、フランスやイタリアで古くから愛されてきた西洋野菜で、別名「ちりめんキャベツ」とも呼ばれます。旬は12月から3月頃、水分が少なめで加熱すると柔らかくなり強い甘みが出るため、主に加熱調理用に使われるそう。今の時期はなかなか手に入らないかもしれませんが、お店で見かけたら手にとってみてくださいね。

普通のキャベツでも作りましたが、どちらももちろんおいしいです♪
いつもと違うロールキャベツを食べたくなったら、ぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JAいるま野「とれ蔵KITCHEN」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-irumano.or.jp/recipe/jagaimo/4325.html

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