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「チェアリング」GW“超お手軽”アウトドア 100均の椅子一つでOK&インドア派こそ試す価値アリ

  • 2024.4.26

アウトドア…ハードル高そうなイメージだけど

アウトドアというと、キャンプや釣りなど、さまざまな装備をそろえて活発に野外を楽しむイメージが強いはず。どれも初心者にはハードルが高そうなものが並ぶ中、「たった一つの椅子」で簡単に始められて、ゆったりと時を過ごせる“超気軽”なアウトドアがあることをご存じですか?アウトドア派だけでなく、むしろインドア派にこそおすすめな「チェアリング」。むしろインドア派にこそおすすめのアクティビティーです。

100均でOK!椅子さえあればアウトドア
100均でOK!椅子さえあればアウトドア

チェアリングとは、山や川、海、近くの公園など自然の中に椅子を置いて座り、ただ思い思いに時間を過ごすこと。必須アイテムは折りたたみの椅子だけと準備も簡単で、思い立ったときにすぐに始められる、初心者にもおすすめのアウトドアです。

椅子は持ち運びができるものならなんでもOKです。徒歩や電車で目的地に行くのであれば、できるだけ軽いものがいいでしょう。100円ショップに並んでいる椅子でも全く問題ありません。

チェアリングは、そのほかのアウトドアのように専用のアイテムを用意する必要がないので、お金が掛からないのもうれしいポイント。お金が掛かるとすれば、チェアリングにハマり出して椅子の種類にこだわりたくなったときくらいです。

根っからのインドア派だった筆者も「景色のいい場所で家と変わらずに過ごせるなら試してみるか」と始めてみたところ、すっかりチェアリングの虜になってしまいました。以前は折りたたみベンチを“パートナー”にしていたのですが、最近はハンモックチェアを手に入れてチェアリングを楽しんでいます。

椅子一つだけで、何して過ごすの?

チェアリングは、椅子に座ってゆったりと過ごすアウトドア。あとは何をして過ごしても構いません。ここからは、おすすめの過ごし方をご紹介します。

(1)インドア派の定番趣味を野外で

インドア派の方におすすめしたいのが「読書」。椅子に座り自然の中に身を置いて行う読書は、いつもと全く違う読書時間になります。

風の音や波の音、そのほかの人たちの話し声などが聞こえることもありますが、筆者はなぜか自宅で行う読書よりも本に没頭していることが多いです。自然に関する本を持って行くと、よりチェアリングを楽しめるかもしれません。

(2)外で食べると、めちゃめちゃおいしい

チェアリングではランチやスイーツなどを楽しむのも定番の過ごし方。椅子はサイドテーブルが付けられるような椅子を選ぶと便利です。

冷蔵庫にあるもので簡単におにぎりやサンドイッチを作ったり、ポットにお湯を入れてインスタントスープを持って行ったりと食べやすいものを選びます。そのほか、目的地の近くで食べ物を調達するのもおすすめです。

明日にも実行できそうなことばかり

お外で過ごす……想像以上に楽しいぞ
お外で過ごす……想像以上に楽しいぞ

(3)昼から最高、大人のたしなみ

自然を眺めながら飲むお酒はいつもより何倍もおいしく感じるから不思議。椅子はドリンクホルダーがあるものを選びたいところです。

冷たいものを飲みたいときには目的地の近くまで行ってから購入します。何人かでチェアリングを楽しむ場合には、ワインなどを選んでもいいですね。

お酒が飲めない人にはコーヒーがおすすめ。筆者は必ずチェアリングにコーヒーを持参します。ドリップバッグタイプであれば、コーヒーを淹れている間の香りもいっそう強く感じられるので癒やされます。本格派の方はその場で豆を挽いても◎。

(4)何もしなくても構わない、むしろイイ

何をするわけでもなく、ただボーッとできるのもチェアリングならではの過ごし方。ゆったり座れるように、背もたれがしっかりとついているものやリクライニングチェアを選ぶのがおすすめです。

リクライニングチェアは大きく重たいものが多いので、車を使って移動することを視野に入れるのがいいかもしれません。

ボーッと過ごす場合には場所選びにもこだわりたくなります。景色が美しく飽きない場所や、木々の揺れや波の音が心地いい場所など、自分のお気に入りのスポットに見つけるモチベーションになります。

いつやるの?今でしょ、GWでしょ!

チェアリング(筆者撮影)
チェアリング(筆者撮影)

チェアリングは気候の穏やかな今の時期に行うのがベスト。決して遠くに行く必要はないので、近くの公園や河原などで始めてみてはいかがでしょうか。慣れてきたら、少し遠くまで足を伸ばしてみても楽しいはずです。

最後に、チェアリングを行う際には、火気厳禁やごみの捨て方などその場所のルールをしっかり守って過ごすこともお忘れなく。

(笠原加帆)

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