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つぶ餡とよもぎの風味がマッチした、生菓子のような「ういろ」。三重・伊勢『虎屋ういろ』の「よもぎういろ」。

  • 2024.4.26
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あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

つぶ餡とよもぎの風味がマッチした、生菓子のような「ういろ」。

「ういろうは苦手なお菓子だったんですが、これは別物。水分が多く、糖度も低いので、生菓子のようなみずみずしさです」(高)。大正12(1923)年から続く、もっちりと弾力のある食感とあっさりとした甘味が特徴の生ういろう専門店の定番。青森県産のよもぎを使ったものと、北海道産小豆を炊いたつぶ餡の組み合わせ。「小倉がつぶ餡で豆の風味がしっかりあるので、よもぎとよく合います」(高)。消費期限は冷暗所保存で3日。1本¥600。注文は電話、FAX、オンラインショップから。本店/三重県伊勢市宮後2‒2‒8 0596‒23‒5005 FAX0596‒27‒1678 9:00~18:00 無休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

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