「おーい」呼びかけても返事がない…ぶたちゃんの行方は？｜ぬいぐるみ男子だったよ

あつこ(@atsuko9581)さんの息子ゆーちゃんは小さいころ、いつもぬいぐるみたちと一緒でした。1番のお気に入りはぶたちゃん。何をするにもどこへ行くにもゆーちゃんはぶたちゃんを連れていきます。ひとりっ子のゆーちゃんは、ぶたちゃんを弟のように大事にしていたのですが…。『ぬいぐるみ男子だったよ』第3話をごらんください。

家族でお出掛け中、いつものように一緒に連れて行っていたぶたちゃんがいなくなってしまい、号泣するゆーちゃん。移動中に落としてしまったようで、パニックに陥ります。

子どもはお出掛けのときにお気に入りのおもちゃを持っていきたがりますが、親は失くさないか、毎回ハラハラしますよね。ゆーちゃんと同じように、いつの間にかどこかに落としてしまったという経験はあるあるですよね。

いつも一緒だった「お友だち」いつしか心の中に

小さいころ、自分のお気に入りだったおもちゃは覚えていますか？あつこさんの息子ゆーちゃんはある日、あつこさんの妹からアイピローのぶたちゃんをもらいます。一目で気に入ったゆーちゃんは、自分が兄になりきってぶたちゃんとおしゃべり。

それからぬいぐるみにはまり、次々と仲間が増えていきます。お出掛けにも連れていくため、なくなってしまうこともしばしば。ある日、なくしたぬいぐるみと同じものをネットで買おうとしたあつこさんでしたが、夫に止められてしまいました。親から見れば同じものを手に入れられるぬいぐるみでも、子どもにとっては「2つとない大切なお友だち」。その気持ちを大事にしたかったのでしょう。

小学生になると、ゆーちゃんは突然ぬいぐるみを卒業。あつこさんは寂しさを感じつつも、これまでゆーちゃんにとって大切な存在でいてくれたぬいぐるみに感謝します。一緒に遊ぶことはなくなったものの、心の中にはいつまでも残る大切な「お友だち」。子どもの成長を感じる、ほっこりするエピソードでした。

著者：sa-i