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ハマる予感! 100均活用で多肉植物の寄せ植えにチャレンジ プチプラ花コーデVol.134

  • 2024.4.26

プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラな手作りアイデアを教えていただきます。

ようやく実現! 作りたかった多肉植物の寄せ植え

今、チャレンジしたいことの一つに「多肉植物の寄せ植え」がありました。

私はベランダガーデニングで、小さな多肉植物を育てています。SNSでかわいい多肉植物の寄せ植えを見て、いつかやってみたいと思っていました。プクプクとしたかわいい姿が一年を通して見られるのはとても魅力的。

SNSでは、さまざまな種類の多肉植物の寄せ植えを見かけます。どんなものをどんな器に植えようかと、わくわくしながらSNSを見ていると、リング状に寄せ植えしてあるものを見つけました。どうやら100均で材料を手に入れられそうなので、チャレンジしてみたいと思います。

土から器まで。材料はすべて100均で調達!

多肉植物をリング状に寄せ植えにするために、100均で購入した材料はこちらです。

多肉のリース作り

手付きのステンレスのザル、麻の巾着、観葉植物の土。

私が行った100均では観葉植物の土があったので、この土で多肉植物を寄せ植えしてみます。100均によっては「サボテン・多肉植物の土」というものも売られているようです。

多肉植物は、近所の花屋さんで買いました。

多肉植物

私が行く花屋さんは、切り花や花苗がいつもリーズナブル。多肉植物は1つ100円でした。6個買って店を出たら、花店のオーナーに引き留められて、写真の少し弱っているものを差し上げるので一緒に植えてほしいとのこと。

いただいたこちらも一緒に、植えてみることにしました。

多肉植物

ザルと麻の巾着を活用して、寄せ植えの器作り

今回は、ザルをリング状にして多肉植物を植えていきます。家にあったジャムの空き瓶を用意しました。

多肉のリース作り

作り方はこちらです。

①ザルの下(真ん中くらい)にジャムの空き瓶を置いて、下からぐっと押します。

多肉のリース作り

押すと、その部分の網が盛り上がります。

②盛り上がった部分を、ニッパーを使い丸くカットしていきます。

多肉のリース作り

ステンレスをカットするのは、比較的、根気が必要でした。少しずつカットしていきます。ケガをしないように気をつけてください。

③真ん中をカットしたら、麻の巾着とグルーガンを用意します。

多肉のリース作り

麻の布は細長くカット。これを2枚用意しました。

多肉のリース作り

④細長くカットした麻の布を、リング状にしたザルの底部と、外側と内側のフチにグルーで貼っていきます。

多肉のリース作り

内側と外側のフチはしっかりグルーをつけ、底部はところどころに。

ザルのカーブに合わせて、麻布を全体に貼っていきます。

多肉のリース作り

⑤ザルの内側部分はカットしてギザギザしているので、麻の布を折り返してカバー。その部分もグルーで留めておきます。

多肉のリース作り

ザルの内側は余分な布が出るのでタグを作るようにして重ね、そこもグルーで留めました。

多肉のリース作り

⑥麻の巾着をカットした布で覆って、ザル全体を包んだら、多肉植物を植えていく準備が完了です。

多肉のリース作り

素敵に見せるコツ 仮置きすることがポイント!

多肉植物を植えていきます。

まずは多肉植物をどんな配置で植えるか、仮置きしてみて考えます。

多肉のリース作り

この配置で、と決めたら、実際に植え始めます。

多肉植物がもともと入っていた土と、観葉植物用の土を使い、ひと鉢ずつ植えていきました。

多肉のリース作り

これでしっかりと根がつくのかなと不安になりながら、多肉植物を植えた土を押して慣らします。

多肉のリース作り

土を触っていると土の香りがふわっとしてきて、心が落ち着きます。

植物を植えたり、手入れしたりするときはいつも心が無の状態になり、私にとってはリフレッシュのひとつになっています。

花屋さんからご厚意でいただいた、弱っている多肉植物も一緒に植えてみました。

一周植えたら完成です。

多肉のリース作り

これから、根がついて元気に育ちますように。成長していくのが楽しみです!

フラワーアレンジのリース作りのときも、まずは仮置きして配置を確認し、全体像を見てOKならアレンジをするようにしています。多肉植物の寄せ植えも同じように仮置きして配置を考えるのが、素敵に見せるコツでした。

今回の材料をご紹介

  • 多肉植物… 600円
  • ザル…100円*ダイソー
  • 観葉植物の土…100円*ダイソー
  • 麻の巾着…100円*キャンドゥ

合計900円(税抜)

ほかに、新聞紙、シャベル、ニッパー、ジャムの空き瓶、グルーとグルーガンを用意。

多肉植物を追加して、理想の寄せ植えが完成

今回、多肉植物を植えたあと、また別の花屋さんに行ったら、多肉植物の寄せ植えが1鉢500円で売られていました。

多肉の寄せ植え

これを2つ購入。

今回植えた多肉植物に追加してみたら、もりもりになって、かわいく理想的な寄せ植えになりました。

多肉のリース作り

大小、いろいろな形の多肉植物を植えると、隙間がなくなりますね。

今回かかった費用は合計で、1900円(税抜)となりました。

こうして多肉植物を寄せ植えしてみると、バラの花のような多肉植物があったり…とさまざまな形があって、面白かったです。

植えたあとは頻繁にベランダに出て、多肉植物の様子を観察するのが日課になりました。根がついたら、ザルの取っ手を利用して、壁に飾ってもよさそうです。多肉植物にハマりそうな予感。

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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