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眉頭は薄め、中間は濃いめ、眉尻はくっきりのグラデが黄金!フレンチシックな洒落顔3つのコツ

  • 2024.4.26

人気アーティストと考える「洒落顔」の正解【AIKO ONOさん編】vol.3

ファッション同様にビューティも、雑誌「オトナミューズ」が創刊から掲げてきたのは、“シンプルだけど洒落てるメイク”。10年経ってもそのテーマは不滅ですが、シンプルの定義や何がおしゃれ感を作るのかは、変化しているはずです。そこでAIKO ONOさんに、2024年流の「大人の洒落顔」を提案してもらいました。

その人らしさと大人の可愛げが引き立つ AIKO流、フレンチシックな洒落顔を解説

70年代のジェーン・バーキンをモダンにアップデートしたような、ヨンアさんルックの作り方をレポート。今どきの質感を上手に取り入れることが、今シーズンらしく仕上げるカギ。

トップス¥31,900 (ベイジ,/オンワード樫山 お客様相談室)

可憐さと透明感を引き出すメイクに定評があるAIKOさん。飾り立てるのではなく、素を生かすことに洒落顔の本質はあるという。「その人らしさが第一の“無理のないメイク”が美しいし今の気分。使うファンデーションの量は極力減らしたほうがいいし、口紅も素の唇になじむカラー、質感が旬のムードを生みます。それから、マスカラの塗り方などマイクロパーツへのちょっとしたアプローチで、メイクしていないように見せつつ、エッジや大人ならではの愛らしさを仕込むことができる。美の神は細部に宿ります」

【Eyebrow】 立体感のあるグラデ眉で令和の意志あるまなざしに

「眉がのっぺりしないようにするコツはグラデーションを作ること。眉頭は薄めにし、中間は少し濃いめ、そして眉尻はくっきりめに描くと自然な3D感を作り出せます。多色入りのアイブロウパレットがあると、ファッションに合わせて自在にカラーを変えられるので便利です。パウダーだけだと物足りないときは、眉頭にのみシアーな墨色の眉マスカラを投入して」

洗練眉はパウダー&シアーマスカラで

眉中央部の足りない所や眉尻を中心にaのパウダーで描き足す。カラーはそのときの服に合わせて自由にブレンドを(同系色もしくは、アクセントになる色など)。眉頭はaの左上の薄茶でボカし鼻筋へとやんわり繋げる。さらに、bのブラックマスカラを眉頭の毛のみに塗布するとより立体的な仕上がりに。

3種のブラウンに加えオレンジ・レッドを収集。「ひとつでいろんなスタイルに対応できるから重宝します」。アイブロウ クリエイティブパレット ¥4,620(イプサ)

「こんな透明感のある墨色が、眉頭の表情づけにはうってつけ!」。カネボウ スタイリングアイブロウフィクサー EF1 ¥3,300(カネボウインターナショナルDiv.)

【Eye】 まぶたにラメで透明感。 フレンチな雰囲気はWマスカラで

「加齢によってくすみやすくなる大人の目元には、パーリーなラメアイシャドウで明るさを。こげ茶のジェルライナーをインラインに仕込み、ビューラーをポイント使いすることで、あまりメイク感を出さずに目元の印象を高められます。フランス女優みたいな、気負いがないのに品よく愛らしいムードはブラックマスカラで演出。2種のレイヤードでボリューミーに仕上げたい」

上下のまぶたに輝きシャドウを

二重幅と下まぶたの目尻側に手持ちのブラウンシャドウを入れておいてから、SUQQUのクリームシャドウをアイホール全体と下まぶた、目頭にくの字形に入れる。これで目元に自然な輝きが!

ゴールドのラメをブレンドしたパーリーなオレンジピンク色。溶け込むようになじむ。リクイド ラスター アイズ 06 ¥4,070(SUQQU)

可愛さはWマスカラでトッピング

上の目のキワの粘膜にcの焦茶を細く入れる。目頭の起点から目尻の終着点まで。さらに上まつ毛(目尻以外)にビューラーをかけたら上下のまつ毛にaを塗り、上まつ毛にはbも重ねる。

a上向きカールが1日続く。エレガンス カールアメイジング マスカラ BK10 ¥4,400(エレガンス コスメティックス) bまつ毛がぎゅんと伸びる、スムースストレッチング処方。センサイ ラッシュレングスナー 38℃ ¥4,400(カネボウ化粧品) cケイト レアフィットジェルペンシルN BR-2 ¥1,210※編集部調べ(カネボウ化粧品)

AIKO ONOさん
メイクアップアーティスト。2007年に渡米しニューヨークなどでアシスタントとして経験を積んだ後、2009年より日本での活動をスタート。大人の可愛さをさり気なく高める、シンプルでヌケ感のあるルックに定評が。セレブリティからの信頼も厚い。

photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) styling:AKIKO KIZU hair:KAZUKI FUJIWARA make-up:AIKO ONO model:YOUN-A text:CHIHIRO HORIE

otona MUSE 2024年5月号より

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